淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

ヒトカラの季節

 カラオケ好き、ましてや一人きりでカラオケボックスに篭もるくらいカラオケを愛している人に、尋ねたいことがある。カラオケが似合う季節はいつだと思っているのかを。ちなみに自分の答えは今の時期、秋が終わりクリスマスの足音が聞こえるころだ。

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南天の実も色づきはじめた。
 一昨日の夜、同じ業界の人間と呑んだのだが、そのまままっすぐに帰宅したくなかった。
 仕事で知り合った人間と呑んだ場合は、そんな気持ちになることがままある。彼らと一緒に過ごした時間が無意味で虚無に思えて、どうしようもなくなるのだ。
 一昨日の夜もまさにそんな夜だった。名古屋の街中で呑んだので、帰宅するまでにいくつかは立ち寄れる店があったのだが、そのまま帰宅してしまったのには理由がある。秋の終わりの冷たい雨が降っていたからだ。
 地下鉄を降りると雨に濡れることなくそのまま、私鉄に乗り換えて家の近くの駅まで帰ってくると、皮肉にも雨は上がっていた。

 雨上がりでしんと冷えた中を帰る途中に、あることを思い立った。帰宅して鞄を玄関に置いてすぐ、自宅近くにあるカラオケボックスに向かうことを。
 向かったカラオケは平日ということもあり、空いていたので、カラオケの機種の希望を店員に聞かれたがどちらでもよいと答えた。ダムでもジョイサウンドでも、アカウントは持っているからだ。
 店員が決めてくれたのはジョイサウンドの機種だった。
 ちなみに一昨日に歌った曲のリストは以下になる。

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自分が一昨日の夜に歌った曲のリスト。
 自分がこの時期として歌う曲としては妥当だったと思う。吉田拓郎の『洛陽』、尾崎の『街路樹』などの秋らしい曲から始まり、浜省とB'zの大好きなクリスマスソングも外さなかった。
 この時期になるとどうしても、これらの曲が歌いたくなってしまうのだ。ここ10年くらいは、ずっとそんな感じだと思う。

 クリスマスが過ぎると、クリスマスソングが歌えないこともあってか、1人でカラオケに向かう頻度は極端に落ちるのも毎年のこと。
 冬が深まっているため、スキーにのめり込みだすことも影響しているのかもしれない。

 今年はクリスマスまでにあと何回、1人でカラオケに行くだろう。それまでに何回、『MIDNIGHT FLIGHT -ひとりぼっちのクリスマス・イブ-』や『いつかのメリークリスマス』を選曲して歌うだろう?
 自分にとってヒトカラの季節はまだ始まったばかりだから。

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今日の写真のモデルはみさまること、清水美早さん。