今年の年末年始は年賀状について考えさせられることが多かった。
そのことを受けて、blogの内容も連られてこの記事で三つ目になる。 年が明けた某日、車の運転をしながらラジオを聞いていると、パーソナリティーが話していたことが耳に残った。その内容はリスナーからのメールで、次のようなものだった。今年の目標は年賀状繋がりを整理すると。
これだけを聞くと、年賀状のやり取りだけの人に対して、来年からは年賀状を送らないようにするようにも思えるが、そうではなかった。年賀状だけのやり取りになっている人に対して、今年は会う機会を作ろうとリスナーは考えているらしい。
この考えにはすぐに共鳴した。
今年、年賀状をやり取りした知人友人の中で最低でもここ数年の間、会っていない人物が三人いる。
一人は年上の元上司、一人はバイト先で知り合った同じ年の友人、もう一人は高校時代の部活の後輩だ。
元上司は亡くなった父親よりも少し年上だった気がするが、確かではない。
今の業界で初めて就職した会社の顧問だった。元々はTMCの課長だったらしいが、自分と一緒に仕事をしていた時にはあまりその面影は窺えなかったが公私共々、非常にお世話になった。
彼は今、息子と一緒に住んでいるので関東に居るが、自宅を引き払うときに使っていた冷蔵庫を自分にくれた。その冷蔵庫は今も現役だ。
かつて、自分が無職の時に自分へ仕事を紹介してくれたこともある。面接だけは彼の顔で受けることができたことが記憶に残っている。
逆に今まで自分が彼にしたことと言えば、たったひとつだけ。彼の妻が亡くなった際に、通夜と葬儀の受付をお手伝いしたくらいだ。
最後に会ったのは何時だろう? 10年とは言わないが5年以上は顔を見ていない気がする。
同じ年の友人は元上司よりも、ご無沙汰だ。友人が転勤で関東に移ってから顔を見ていない。
そのころ二人とも独身だったが、互いに結婚して子供がいるのには月日の流れを感じる。
6年ほど前、自分が東京に出張の際に会う約束をしていたことがある。
だが、友人の妻がインフルエンザに罹患したために、会えなくなってしまった。
今年こそは久しぶりに関東に訪れて、上司と友人のそれぞれに会える機会を作りたい。
後輩は今年の年賀状で近況に退職したと書いてあったので、余計に気になっている。
学年はひとつ下の後輩。学生時代の交通事故の被害をうけて、その影響は身体に残ったままだ。
そのせいだろうか。体調が芳しくなくなって仕事を辞めたのは。
年賀状をもらってすぐに、同じ部活だった友人に電話した。後輩のことが気になるので、一緒に会いに行かないかと。二つ返事で友人は了承してくれたので、近いうちに後輩を訪ねるつもりではいる。
相手の体調がよくないことを考えると、どのような状況で会うのがいいのだろうか。
早々に一度、後輩に電話連絡くらいはした方がいいのだろう、きっと。
ちなみに、後輩と最後に会ったのは自分が結婚するかしないかのころだったと記憶している。