正月明けの五日以来、久しぶりにポートレートを撮った。今週の日曜日に。
間が空いたのにはいくつかの理由があったが、正直に言うと一番は予算。減給の影響が一番大きい。
それでも、日曜日にはどうしてもポートレートを撮りたかった理由がある。その理由とは、レンタルサービスで数ヶ月間、借りていたレンズを返すことを決めていたから。
借りていたレンズは、『SIGMA 135mm F1.8 DG HSM』。
そのレンズの焦点距離は135㎜。自分が気に入っていた焦点距離の単焦点レンズだった。
あるカメラマンがその焦点距離の魅力について複数の動画を動画サイトにアップしているのを目にした。自分もそのレンズを試したいと考えたのが、借りたきっかけだった。
新品で買うと120,000円以上するが、それに見合う価値は充分にあった。
ただ、そのレンズを着けていたカメラ本体は中古で50,000円ほどだったので、アンバランスだったかもしれないが。
日曜日には二人のモデルをそれぞれ別の撮影会に参加して撮影した。どちらの撮影会も地元名古屋で運営及び主催されている。基本は順撮りの撮影形式、自分が参加した当日も順撮りだった。
ポートレートの撮影を始めたころは、順撮りや囲みの撮影会ばかりに参加していた。
というか、そのスタイルしか知らなかったのだが、あることがきっかけで、個撮の撮影会を知った。
モデル一人に対して、複数のカメラマンで撮影する囲みや順撮りにはメリットとデメリットがある。あらゆる物事と一緒で長所と短所は裏返し。もちろん、個撮の場合でも。
囲みや順撮りの形式についてメリットとデメリットを自分は次のように考えている。主催者及び運営者の影響が色濃く反映される、と。
会に携わる人たちとカメラマンの相性がどうしても写真に現れる。カメラマンによって、その差はあるだろうが。 日曜日、午前中は大須においてロケ撮でゆる子さんをモデルとし、午後は名古屋ではメジャーなスタジオで真辺あゆみさんをモデルとして、ポートレートを撮った。
もちろん、二人とも135㎜のレンズでも撮影した。
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今はもう、返却したのでそのレンズは手元にはない。
今度、そのレンズを使う時には購入してからと決めている。
そのためにも、理不尽なことも我慢して平日をやり過ごし、週末には副業で汗を流している。
ここ数日、考えていることがある。四月からの週末はどんな副業に従事するかを。
その前に本業のことを考え直す必要があるのかもしれないが。