淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

それでも手は出さないだろう

 すっかり疲れている。疲れの原因はいろいろあると見当をつけてはいる。本業の仕事内容、職場の人間関係、三回の乗り換えにともなう通勤疲れ、休みの土曜日までも副業をしていることなどなど。
 最近、気が休まったことはあっただろうか。少なくとも正月休みが終わってからは、ホッとしたことは一度もない気がする。常に何かに追い立てられるように、日々が過ぎている。

 そのせいか、呑みに行く回数自体も減っているし、一軒目で直帰してばかりだ。
 マスヲが似合う盛り場のお店には、ここのところ行っていない。
 二、三日前にガールズバーで働いている女の子が、LINEで自分にちょっかいをかけてきてくれた。
 彼女に一時、ちょっとだけ興味があったのは事実だが、今ではほとんど気にならなくなってしまった。
 疲れているだけでなく、今の自分に余裕がないこともあるのかもしれないが。

 それでも先週くらいまでは、四月からのことに思いを馳せる余裕はあった。
 毎土曜日に灯油の巡回販売を約束したのは三月末まで。四月からの土曜日は何をするか、考えはじめていたのだ。
 できれば、今まで経験したことのない何かをはじめたかった。なるべくなら、収入になるようなことを。
 だが、今週になってあまりにも自分が疲れていることを自覚したので、巡回販売が終わったらしばらく週末だけはゆっくりしようかと、考えはじめている。

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帰宅中のワンショット。
 疲れていると、どうしても感情はぶれがち。
 昭和の漫画に出てくるようなカミナリオヤジのことが最近、少しはわかるようになってきた。
 歳をとって疲れが抜けなくなってくると、自己の感情コントロールが上手くできなくなってきたことに、気がつきはじめたからだ。
 40代の後半になった自分には、心当たりが有る。というか、有りまくる。

 それでも自分の場合、疲れのせいでイラついても、たかがしれている。近くに居る人間に対して、多少の嫌みが増える程度だからだ。
 身近な人に対して力で訴えることは、今までもないし、おそらくはこれからもないだろう。

 別れて住んでいる妻とはまだ仲がよかった、あのころ。本気で喧嘩をして、腹を立てたことが何度かあった。
 衝動的に怒りを何かにぶつけたくなっても、手だけは出すことは決してなかった。そのときのことを思うと今でも恥ずかしいが、意外に距離が近かった人がもっと恥ずかしいことをしていたことを聞いた。
 その時には随分に驚いたし、事実だと受け入れるのにも苦労した。

 大の大人というのは好きではないので、違う言い方をさせてもらう。歳を重ねた男性が子供や女性に対して暴力を振るうことには、嫌悪感を抱かずにはいられない。
 自分のようなダメ人間でも、彼女たちに手をだしたことはないのだから。

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今日の写真のモデルは玖音さん。