昨日は久しぶりに定時で仕事を終えた。在宅になってからの最近は残業が当たり前のようになっていたので、仕事を終えて外を見ると新鮮な気がした。まだ、日が暮れていなかったので。
そのまま、カメラを片手に近所を少し散歩することにした。
自宅から歩いてすぐのところに公園がある。その公園では、近所の保育園から保育士たちが時折に子供たちを連れてくる光景を見ることができる。
子供たちが走ったり、ボール遊びを出来るくらいの広さはある。
玄関を出てすぐに、公園から聞こえてくる声が気になった。小学生高学年くらいの男の子たちが、グループでボールを蹴り合っていた。
これではせっかく学校が休みなのに意味がない。
自分が住んでいる町内は高齢者が多いので、彼らを見て震え上がった人もいたのではないだろうか。
公園を後にして近くの河川敷まで往復で30分ほどの散歩をしたが、高齢者を全く見かけなかった。
風こそ少し冷たかったが、空は青く雲ひとつなかったのに。
青空を、くっきりとした夕陽が少しずつ染めていた。 河川敷で散歩しながら写真を撮っていると、自分のすぐ脇を若い男性が通り過ぎた。男性は長いリードで犬を散歩させていたが犬は絶えず、飼い主よりも先に歩いていた。
河川敷からの帰り道、行きとは少し道を変えた。
公園のボール遊びの他に往路で気になったのは、カラオケボックス。
ヒトカラを楽しむためにたまに訪れる店だが、駐車場にロープが張ってあり、店も営業していなかった。
復路はパチンコ屋の横を通った。営業していたのは想定内。駐車場には自分が考えていたよりも車が停まっていたが。
まだ、仕事帰りの人が訪れるには早い時間。そんなことを考えて通り過ぎようとすると、一人の男性が店内から出てきた。景品交換所に立ち寄らなかったので、おそらく負けたのだろう。
自分がパチンコを完全に辞めて、どれくらい経つだろう?
パチンコに興味がない人から見たら、こんな時にパチンコなんてと思うかもしれない。自分も少しはそう思った。
だが、そんな彼らにも言い分があるかもしれない。
パチンコで生計を立てている人もゼロではない。
また、こんな状況の中でも働き続けていて、久しぶりの休み。そんな休みの日に気分転換をしているのかもしれない。
めずらしくパチンコをしている人に対して、贔屓目に見ている自分がいた。
それよりも、公園で玉遊びをしていた子供たちの方が気になった。どうしてなのかはわからないが。