日本国内を覆い尽くしているやるせない日々。
そんな状態になっても世の中で責任があるはずの人たちはまだ、この状況に対して対応できていない。
市井にもそんな人間が溢れているようにも見える。
自分は自粛自警団でもないし、自己の価値観や考え方が100%正しいとは思えないので、ただただ気に病んでいるだけだ。 昨日に続いて今日も散歩をしたが、時間を変えた。家を出る時間を早めた。
国道を渡るために歩道橋の階段を上がって橋の半ばに差し掛かると、道路に車は少なかった。特に北向き、郊外に向かう方角は。
宅地の路地を歩くと誰にも会わなかった。カーテンが締めてあるままの家も目立った。
生活道路を抜けて踏み切りを渡って桜並木まで来ると、それなりの人影を見かけた。寄り添いながら歩いている熟年の夫婦何組かとすれ違った。
今日歩いた時間は2時間近く。片道1時間ほどの距離を歩いたのだが、それほど遠くまで行くことは出来なかった。車や自転車と違って。
それでも楽しみながらシャッターを何度も切れたのはよかった。ワクワクする気持ちも味わうこともできた。 散歩をしていると家に居るときと違うことが考えられるし、気持ちが落ちついてくるのも実感できる。
今日の散歩時にはあるプロジェクトに参加していたときのことを思い出した。そのプロジェクトに参加していたメンバーにインフルエンザが蔓延して、プロジェクトが数日間に渡って閉鎖になった。
ラッキーなことに自分はインフルエンザに罹患しなかったので、急遽与えられた休みを楽しむことができた。
ただ後日、プロジェクトの進捗の遅れが問題になり、しばらくの間の週末は出勤を求められたことも覚えている。
この経験を今の国内の状況に活かすことができるのではないかと、いつの間にか考えていた。
エッセンシャルワーカー以外の人々は今すぐに、働くことを完全に停止する。建前ではなくて、本当に8割の活動減を目指すために。その期間は来月末まで。
その間、国民に生活費としてさらに30万円をすぐに渡せば、ひもじくて亡くなる人も出てこないだろう。
コロナが収まった後のしばらくは、休んだ分を取り戻せばいい。日本の労働者の多くにはお盆、年末年始やゴールデンウイークなどの大型連休がある。
コロナで仕事を辞めていた期間の分だけ、それらの休みを返上すれば生産性なども取り戻せるのではないだろうか。
自分のような人間がこんなblogでこんなことを書いても、誰にも気にされないのかもしれない。
それでも、今ある状況が何も改善されないのであれば、そのことに対して実際に案を考えることが全く無駄なことだとは、どうしても自分は思えない。