宮城県知事が突如口にした、九月入学制が世間を賑わせている。
賛否両論があるようだが、その中でも自分が関心を持ったことは二つ。
ひとつは高校生がtwitterで九月からの新学期スタートを呼びかけたところ、10万近いイイネが集まったこと。
ある男子高校生個人による提案とお願い。学期の始まりを9月にして僕たちの学校生活を守る話。#都立高校 #学校 #休校延長 #拡散希望 pic.twitter.com/3ZQUCcJ3xF
— 2020日比谷高校 36R (@hby36) 2020年4月1日
もうひとつは、九月入学制への反対意見。四月の入学と三月の卒業を変えてしまうと、文化的なものの価値観が変わってしまうというものだった。この意見には失笑してしまったが。
桜の花が咲きほこる中で入学式を迎えることが、それほど重要なことなのだろうか。
新しい制度になって定着すれば、それに準じた価値観が広まっていくはず。
歳時記だって書き換えられて、入学式は秋の季語になることも容易く想像できる。
ちなみに自分は九月からの新学期制には賛成。
数年前に東大が変更を試みたが上手くいかなったことが印象に残っている。
九月からの新学期になれば世界の国々と一緒になり、日本人が留学すること、海外からの留学を受け入れることが増えていくはず。
若いころに他の国の人と触れあうのは、個人個人にとって大きな意味があるし、大きくは国と国の相互理解にも寄与するはずだ。 新型コロナウイルスによって、延び延びになっていることは休校解除の他にもいろいろある。
その中の一つ、Jリーグの開幕を大幅に遅らせたらどうだろう?
野球と違って、サッカーは明らかに冬のスポーツ。
選手のパフォーマンスは夏よりは冬の方が上がるので、見応えがある試合も増えるはず。
海外のメジャーリーグは秋春制なので、国内外の選手の交流も盛んになるだろう。
また、プロ野球のペナントレースの時期と重ならないこともメリット。Jリーグだけでなく、NPBにとっても。
野球とサッカーそれぞれが注目されやすくなる。新聞の紙面やスポーツニュースの放送時間は決まっているので。
公式戦が重ならない方がそれぞれの選手やチームの露出は今よりも多くなることから、人気が高まりやすくなるはずだ。
今、国内は間違いなく混乱している。
そんなピンチな時だからこそ、思い切った変化を行うチャンスではないか。
素人考えのようなものの方が、変な思い込みや不必要なしがらみに縛られていないので、本質的な良い変化を産むかもしれない。
もちろん、実行時には慎重さも必要だろうが。