淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

バースデーカードではなくて

 六月が始まった昨日、街中まで車で出かけた。会社の健康診断を受けるために。
 今年度中にと会社から指示を受けていたので、まだまだ先延ばしにすることは出来たが、昨日を選択した。

 自分が住んでいる愛知県では、新型コロナウィルスの感染が、一旦は収まっているように見えたからだ。
 だが、それもいつまで続くのかはわからない。第二波が来ると多くの専門家は口にしているので、それまでの間に感染リスクが高いと思われることは、済ませておきたかったからだ。

 普段であれば、健康診断を受けるのに指定されていたクリニックは電車で行くことを考える立地だが、昨日は自分の車で行くことを選んだ。
 居酒屋でお酒を呑む気分にはなっても、満員電車に乗る気にはまだまだなれなかったからだ。

 月初めと週初めが重なっていたこともあってか、郊外から名古屋市中心部への道は渋滞していたので、道の流れが止まることが多かった。
 バス停の近くでブレーキを踏んだ時にはバス停でバスを待っている人に目が行くことが多かったが、ほとんどの人はマスクをしていた。
 空いていれば20分ほどで行ける距離だったが、1時間近くかかったのは予想通り。
 コインパーキングに車を停めて、健康診断を受けるクリニックまで歩いた。

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健康診断の前にワンショット。
 クリニックはあるオフィスビルのワンフロア。ビルの入口とクリニックの入口にはそれぞれ消毒液が置かれていた。
 クリニックの受付をすると真っ先に、係の女性から検温を受けた。

 着替えのためにロッカールームに向かうと、そのスペースが狭く感じたのは気のせいだったのだろうか。
 最初は身長と体重の測定だったが、昨年八月の入社時の検診と比べて身長は0.1㎝縮み、体重は2㎏ほど減っていた。

 健康診断から帰宅すると、ポストに小洒落た封筒が届いていた。差出人は自分が所属している会社。
 その封筒からは解雇通知書が入っているとは思えなかったので、緊張することなく開封した。

 封筒の中身は1,000円分の図書カード。
 今月は自分の誕生月なので、会社からの誕生日プレゼントだったらしい。
 幼少時、親にねだってよかった誕生日プレゼントの上限は3,000円だった。
 今から40年ほど前に3,000円のプレゼントを受け取っていたのに、アラフィフになったオッサンがたった1,000円では喜べるはずもないし、馬鹿にされている感じさえした。
 それにしても何故、図書カードなのだろう?
 IT技術者だったら紙媒体で本を読む人が少ないはずだと、どうして会社は考えられなかったのだろう?

 ちなみにこの1,000円の利用方法については少しだけ悩んでいる。今時1,000円では買える本が少なすぎて。仕事で使うような専門者はほとんど買えない。
 文春でも買おうかな……。

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今日の写真のモデルは初登場、aoiさん