今の現場でのカレンダーが少なくなってきた。
久しぶりに少しは愛着を覚えた仕事の内容だったが仕方がない。
流れ、流されながら仕事を続けるのが、客先常駐で働くシステムエンジニアの宿命なのだから。
今日の夕方、次の仕事のために自社の名古屋支社まで赴くことになっている。
次の現場候補の仕事内容の説明と先方の面接を受けるために。
今の状況を考慮してオンラインで行われると、自社の営業から連絡があった。
連絡直後は疑問に思わなかったが、気がついてしまった。オンラインで行われるはずなのに、自分が名古屋支社まで行く必要性を。
考えれば考えるほど、自分が名古屋支社まで行くメリットはほとんどない。
逆にデメリットならばいくつも並べることができる。
面接と仕事内容の説明はおそらくZOOMを使用するだろう。
ZOOMであれば営業は名古屋支社のオフィス、自分は自宅からでも同時に参加できるので、何も問題はないはず。
そのことに営業は気がついているのか、いないのかはわからない。
何せ、今回のセッティングをした営業は、最初の自分へのメール連絡を会社用のアドレスに送ってこなかったほどだから。正直、自分のプライベートアドレスに送ってきたのには、呆れてしまった。
営業は自分の個人情報を勝手に入手したことになるので、今後はとても信用することができない。
家で面接すれば交通費はかからない。会社は無駄な経費を削減できる。事故や新型コロナの感染リスクも下げられる。
今日の面接などの時間は定時後。面談のために自分は今日の現場作業を途中で切り上げることになっているが、自宅に居ながらであれば、現場への影響は最低限で済んだ、などなど。
日本の会社や組織はどこも似たようなものなのだろうか。
このblogにも何度も書いてきたが、危険を回避すること、効率化できる手段をはじめから捨てているようにしか自分には思えない。
小中学校でのオンライン教育が実運用まで辿り着いていないのはどうしてなのだろう?
先週の大雨でも自然災害が多い国であることを実感した人も少なくないはず。
梅雨が明けても台風に襲われる可能性がある季節は続く。
また、自然災害は天候によるものだけではない。残念ながら、この国では地震はいつだって起こりうる。
義務教育の教科書を無料配布している現状を考えれば、最初のステップとしてタブレットひとつを生徒へ配ることが、それほどの負担になるとは思えない。
プログラミングを小学校で必修化するよりも先に、教育現場でオンライン化を加速させることの方が必須なのではないだろうか。
似たようなことをこのblogで書くのは、何回目だろう?