淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

今シーズンくらいは

 物心をついたころからドラゴンズファン。一緒に暮らしていた父と祖父の影響は大きいだろう。
 プロ野球のシーズンになると、彼ら二人は小型のラジオを浴室に持ち込むのが珍しくなかった。入浴中に野球中継を聴くために。

 占い師になってしまった母親の見立てによると、父と祖父は似たところがいくつかあるらしい。
 新進気鋭の占い師には、二人とも子供っぽい面を持っているところが気になるようだ。
 母が何を言っても、二人はもう何も言えない。弁明や開き直ることができるのは、命があってこそだから。

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一昨日に撮ったスナップ。

 新型コロナの影響を受けて、今年のプロ野球のシーズンインは遅れた。
 無観客で開幕されてスタジアムに客を入れるようになってから、今日で一週間。
 スタジアムでのクラスター報告はされていないが、あくまで今のところ。この先に発生しないなんて保証はないだろう。

 ドラゴンズのフライチャイズであるナゴヤドームが出来て20年以上経つが、未だに愛着が湧かない。少し頑張れば自宅から自転車で行けるくらいの距離なのに。
 自宅からナゴヤ球場に行くためには、何度も乗り換える必要があった。球場最寄りの駅に降り立つだけで、ワクワクしたものだ。
 自分のまわりからも、ドームよりもナゴヤ球場で観戦した方が楽しかったという話を聞くことは減っていない気がする。

 毎年、シーズン中に一度はドームに足を運んでドラゴンズを応援してきた。誘ってくれるばかりか、チケットまで用意してくれた友人の存在も大きかっただろう。
 空が見えなくても、割高感を覚えても、気を遣わなくてもよい友人と好きなことを言いながら呑むビールは不味いはずはない。

 ナゴヤ球場があったころ、中学生だった自分は一人で、ナイター観戦をしたことを覚えている。
 助っ人、ケン・モッカ引退試合に。秋の風を感じながら外野席で声援を送っていた。
 試合が行われたのは九月だったと記憶していたが、ネットで調べると間違っていなかった。一九八五年九月一五日だった。

 そんな昔からのドラゴンズファンでも思う。今年くらいはプロ野球を休んでもよかったのではないかと。
 もちろんお金が絡むことくらいはわかるが、それをなんとかするのがプロの経営者なのではないか。

 100歩譲って、スタジアムに人を入れずに試合を行い、最低限度の利益が出る方法はないのだろうか。
 ビールが呑みたくなる場所なので、観客の理性がきかなくなるのは当たり前。
 酔った観客が大声を張り上げるくらいは簡単に想像がつくはずなのに。
 実際、そんな理由で試合が中断されたことがテレビニュースになっていた。

 普段は関心がないくせにこういう時にだけ、プロ野球のファンのふりをする人が多い気がする。
 ちなみにここ数年の自分はライブ観戦よりも、自宅でのテレビ観戦の方が好きだ。
 ビール片手に寝転びながらでも、ドラゴンズを応援できるから。

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今日の写真のモデルはめいさん。