淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

『Go To Travel キャンペーン』の是非を問う前に

 昨日、Twitterで何気ないやりとりをしていたら、自分のリプライが考えていた以上にリツイートされている。といっても、たかだか20回ほどだが。


 コロナ禍中に政府が進めようとする『Go To Travel キャンペーン』。
 そのキャンペーンの是非を問う前に、旅や旅行などについて自分が思うことを書き綴りたい。

 普通に生きていれば他人から趣味について問われることは珍しくないはず。
 そんな時は尖った内容ではなく、当たり障りのないことを答える人が多いのではないだろうか。
 読書や旅行など、自分が聞いたら退屈しそうな答えが多いのではないか。
 自分の趣味を旅行だと言う人は、旅との違いを押さえているのだろうか。

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昨日撮ってきた一枚。

 旅行って何だろう? 旅と旅行の違いについて自分の中でずっと自問自答してきたが、明確な答えを掴めないでいた。
 この文章を書くために改めてネットで調べると、あっさりと自分が求めていた答えが見つかったので、下記に掲載したい。
business-textbooks.com
 なるほどと思った。
 旅と旅行だけでなく観光のことにまで言及している。

 それらの違いを踏まえた上で考えてみると、自分は旅や旅行をしていても、しばらくは観光していないことに気がついた。
 ある友人と大阪で通天閣に昇った時が、自分にとって今のところは最後の観光になるだろう。
 旅と旅行の違いは目的地に行く過程を重視するか、目的地の滞在を重視するかのようだ。

 今回のキャンペーンについての議論がされる中で、旅行業と観光業という言葉を繰り返し見聞きしている。
 旅行と観光が別な意味であるならば当然、旅行業と観光業も別の定義になるだろう。
 それらを踏まえて施策は考えられたのだろうか。今の政府や行政に関わっている人たちを見ていると甚だ怪しい。

 一人だと目的地の滞在では少し寂しさを感じることはあるが、過程ではイレギュラーなことが起こることが多く、味わい深い思い出になることが多い。
 言葉としては一人旅行よりも一人旅の方をよく見聞きするのは、そういう理由なのかもしれない。

 旅、旅行と観光の一番の魅力は非日常の経験に触れることだと考えている。
 コロナ禍の今は、それまでに比べると明らかに違った日々を過ごしている。これ以上の非日常ってなかなか無いと思えるのだが、どうだろう?

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今日の写真のモデルはるなさん。