『New Normal』でも『新しい生活様式』でも構わない。ただ、自分たちが住んでいる環境が著しく変わったことをどれだけの人が意識しているのだろう?
今日、自分が住む愛知県では過去最多の新型コロナの感染者が報告された。その数は53。
全国的にも感染者が増えていることを考えると、エライ人たちから号令はかけられているが、それに従わない人たちが多かったことを現しているのではないか。
同調圧力が高いと言われている日本。その圧力を作りだしているのは、エライ人たちでは無さそうだ。
一体、誰が圧力を作り出しているのだろう?
他人のことはわからないが、自分の暮らしは明らかにかつてと変わった。
電車へあまり乗らなくなり、一人で車に乗っての移動が増えた。人とあまり会わなくなった。夜遊びはもちろんのこと、外で食事をしたりお酒を呑んだりすることが減った。
小中学校の友人たちに声をかけ、何人かで賑やかにすることが年に何回かはあったが、今年はまだ一度もない。
まだ他にも挙げようとすれば、いくつかはあるだろう。
在宅での仕事になったので通勤する必要はなくなったが、平日の歩く距離は激減している。
それにもかかわらず、体重はそれほど増加していない。
自炊の疲れを感じていたが、体重の管理に少しは役だっているのかもしれない。
疲れを感じるほどに自炊が増えていることが、他にもよい影響が出ていることに気がついた。日曜日の夕方に。
大阪から車を運転しながらの帰りに、お腹が空いたのでファーストフード店を利用した。
ハンバーガー、ポテトとドリンクを買って、車内で食べはじめるとあることを感じた。
というか、気がついてしまった。ハンバーガーはともかく、フライドポテトが不味いことに。一口食べて残りを全て捨てようかと思ったほどだ。
変なところで生真面目。食べられるものを簡単に捨てられる訳もなく、結局は全てお腹の中に入れたが。
実はファーストフードが美味しくないと感じたのは二度目。つい先日も同じようなことを思ったが、その時は体調のせいで味覚がズレているのだと考えた。
二回連続で同じような感覚を覚えたので、自分の味覚は変わったのだろう。
自分で食事を作ると食べたいもの、食べたい味を知らないうちに追いかけているのだろう。
ファーストフードは脳が中毒性を感じるように作られているという。
大手カレーチェーン店のルーも、同じだと食品業界に勤める知人から聞いたことがある。
そう考えると、新型コロナから少しはよい影響を受けているのかもしれない。
外での食事に使用するお金は減っているが、自分のような貧乏サラリーマン一人くらいが使う金額では、経済にはどれほども寄与していないだろうし。