淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

元遊び人

 このblogを書きはじめたころ、幼なじみの一人に遊び人の日記だと揶揄されたことがある。今となっては、ちょっと懐かしいが。
hatehatehahaha.hatenablog.com
 最近、よくニュースに取り上げられるキーワードのひとつである『夜の街』。
 その言葉が意味することには詳しい方だと自負していたが、過信だったのかもしれない。
 自分が大人しくしているうちに、知らない業態の店が現れていたからだ。
www.asahi.com
 このニュースを見て自分は初めて知った。会員制キャバクラなる業態があることを。
 会員制ということは、客は身元を明かさないと遊びに行けないのだろうか。
 今回のように新型コロナのクラスターが発生した場合などは、会員制の店の方がお客の身元もしっかりしている可能性が高く連絡も取りやすいので、店のスタッフも安心して働けるのかもしれない。

 このようなクラスターに巻き込まれたお客に家族がいた場合は、どのようなことが待っているのだろう?
 配偶者がヒステリックな性格であれば、かなり大変なことになるのではないか。
 新型コロナに感染するよりも恐ろしい結果が待っている可能性だって容易に想像できる。

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昨夜のお散歩ショット。

 いわゆる夜の街と一括りにされるような店に、このごろの自分は全く遊びに行っていない。
 フィリピンパブ、キャバレーやキャバクラはもちろんのこと、ガールズバーでさえ。
 呑みに行くとしても焼鳥屋か居酒屋程度だが、それもかつてに比べれば激減している。
 そろそろ遊び人ではなくて、元遊び人と呼称してもらってもいい気がするのだが、どうだろう?

 今の世相が分断されていることを感じ続けてはいるが、そのひとつの原因は経験したことがない人が経験した人たちの言葉に耳を傾けないことが、原因のひとつになっているのではないかと自分は思う。
 マスコミが吹聴する夜の街叩きに同調している人たちの中で、どれくらいの人がそれらのお店に遊びに行ったことがあるのだろう? どれくらいの人がそれらの店で働いている人、働いていた人たちの言葉を拾ったことがあるのだろう?

 自分の経験上、夜の街で働いている女性が意外な仕事を正業としているケースは結構ある。そのうちのひとつのある職種を挙げると看護師。
 自分が知っていたあるスタッフは病棟の看護師として働いていた。
 ボックスでオッサンの横に座ってマドラーでグラスをかき混ぜている女性が、患者の血圧を測ったり注射したりする姿をどれくらいの人が想像できるのだろうか。
 自分も他人から遊び人と後ろ指を指されるような経験がなければ、イメージするのは難しかったかもしれない。

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今日の写真のモデルは真辺あゆみさん。