今の自分は会社の扱い上では自宅待機。厳密には違うが、近い言葉で言い換えると一時帰休になるのではないか。
自宅にいる間、会社からはエンジニアとしての自己研鑽に努めるように言われてはいるが、それ以上の具体的な指示は出ていない。
自分が所属している支店は名古屋支店。名古屋の支店長は営業上がりなので技術的なことに疎いことが、今までに何回か会話したことからわかってきた。
もっともらしいことは口にするが、知識がないので適切な指示が出せないわけだ。
所属している会社のエンジニアであれば、eラーニングが受講できる。
ただ、そのためにはプライベートでパソコンを保持していなければならないことが今風でない気がする。
最近は現場で知り合うエンジニアの中には、自分のパソコンを持っていない人が希にいるからだ。
パソコンを持っている自分だって、ここ数年は家で仕事のために使うことはめっきり減っている。
学習できるカリキュラムのほとんどはPG言語の習得についてだが、開発環境がオープンソースのものばかりなので、内容はどうしても限られているが。
それでも、自分が支店長の立場だったら、eラーニングの受講を指示するだろう。
今週になってから、eラーニングを利用しているが大きな問題がある。バグ、間違いが多々あるのだ。
自分があまり詳しくない言語の演習においても間違いだと思うことがあっても、自信が持てないでいたが、逆に詳しい言語を学んでいて確信した。
調べたり、実際にPGを実行するなどして確認できた。多くの間違いについて。
例えるなら、学生が勉強しようとしたら教科書や参考書にいくつもの間違いが書かれていたということだ。
昔の自分だったらすぐに会社へ連絡しただろうが、今の自分は無視している。
正しい指摘であっても他人から言われると素直に受け入れることが出来ない人があまりにも多いということを、歳を重ねる中で強く感じるようになったから。特に仕事やお金に絡むことについては。
善意でしたつもりでも相手から逆ギレされたり、恨まれたりでもしたら、それこそアホらしい。
仕事においては、自分に火の粉がふりかかってこないかぎり、それぞれが正しいと思っていることを思い続ければいい。
自分だって間違ったことを正しいと思い込んでいることばかりだろうが、恥ずかしい思いや苦い経験でもしないかぎり、訂正できてこなかったから。
あと、どれくらいそんな思いをすることになるのだろう?