昨日は午後から、自分が所属している同人誌の例会だった。前回は七月で、次回は十一月の予定のようだ。
昨年同様、週末に灯油の巡回販売に従事することになれば、しばらく例会に参加することが難しくなるかもしれない。
活字を読むことが、めっきり減っている。
来月からは車通勤になるので、さらに活字と縁遠くなるかもしれない。
例会で取り上げられた作品は二作だったが、作者は一人しか参加していなかったので、その作品を中心に会は進んだ。定年退職した男性が主人公の小説を。
主人公は名古屋近郊の農村に夫婦で住んでいる設定で、同級生同士のコミュニティがテーマのひとつだった。
そのコミュニティについて、いくつか出た意見が自分にとっては興味深かった。
例会のあとは居酒屋での二次会に参加した。栄のある居酒屋で同人たちとグラスを傾けたが、自分たち以外のお客はほとんど見かけなかった。
その居酒屋では、せんべろセットなるサービスを提供しているのにも関わらず。セットの内容は好きなドリンク三杯と小料理が付くので、かなりお値打ちだった。
例会の後の二次会は毎回、17時過ぎから始まるので20時ごろにはお開きになることが多いのだが、昨夜は少し遅かった。
帰宅するために駅で電車に乗ろうとすると、21時発が目の前でホームから離れていった。
ホームで次の電車を待っていても、人影はそれほど増えなかった。
次の電車は15分後の発車だったが、車内でシートにゆったりと座ることができた。
まどろむことなく、自宅近くの駅で降りることができた。
改札を出て、自転車置き場を見ると街灯がアスファルトを広く照らしていた。
表通りまで来ても、通り過ぎる車も人も少なかった。
時間は21時30分過ぎだったので、テレビの前で釘付けになっている人が多かったのかもしれない。昨夜は半沢直樹の最終回だったから。
帰宅するとすぐにテレビのスイッチを入れた。録画予約はしてあったのだが。
後半の半分ほどを見ることができたが、放送が終わるとすぐに録画で頭から見直した。
先週放送された前話を見たときには原作小説との乖離が気になったが、最終回まで見終わってそれなりには納得できた。
帰りの電車内では若い女性が目立った。
彼女たちがオッサン同士の物語に興味が持てないのは、自然なことなのかもしれない。