ようやく新しいフライパンを買った。
正直、焼くという工程がないレシピばかりには飽き始めていた。
自宅から一番近いホームセンター、DCMカーマまで新しいフライパンを買いに行ったのは昨日の午後のこと。
駄目元で車の助手席に使えなくなった古いフライパンを二枚乗せて。
ネットを見ていると欲しいフライパンが見つかったので、そのままオンラインでの購入も考えたが、思いとどまってよかった。
ホームセンターの店内でスタッフに尋ねてみた。新しいフライパンを購入したら古いものを処分してもらえるのかを。店員はマニュアルで確認した後に承諾してくれた。
ニトリに電話をしたら、二つ返事で断られたが諦めずに他の店まで足を運んでよかった。
欲しい商品とは違ったし、購入価格はネットで調べた値段よりも高くなったが、古いフライパンを二枚も無料で引き取ってもらえたのだから納得している。
鍋、フライパンや包丁などのキッチン用品は大きさや性能などがはっきりしていれば、実店舗よりもネットの方が価格は安いものが多いだろう。
実店舗で買うメリットのひとつをニトリは自ら放棄しているように思える。
鉄製のフライパンに穴が空いたので、自宅近くで修理してもらえるところがないかをネットで調べたがわからなかった。
一昔前の器用な人だったら、自分で直して使い続けたかもしれない。
錆が浮いて穴は空いてしまったが、少し愛着を感じていたフライパン。
牛ステーキなどは鉄製のフライパンで焼いた方が上手いと言われたことがあるが、めったに作ることはないメニューだが。
自分が住んでいる街の多くの人は、ホームセンターとして真っ先に思い浮かぶのはDCMカーマではないだろうか。少なくとも自分はそうだ。
今回のことで自宅から一番近い店を勘違いしていたことに気がつけた。
自分たちは三次元以上の世界に住んでいるが、二次元どころか左右ですら時々間違えてしまう自分にとっては、ありがちな思い込みだったのかもしれない。
自宅から一番近いカーマの店は南へ車を走らせると10分もかからない。
あらためて考えてみると、日常的な買い物のエリアは南北よりも東西の方が広い自分。
名古屋市は道路も地下鉄も、南北よりも東西の方が発達していることが影響しているのかもしれない。
そう考えると、名古屋市民は南北よりも東西の移動が多いという仮説が成り立つ。
つまらない説だが、他の人にも少し聞いてみたくなった。
