今の会社への在籍が二年目に突入した。
偶然なのだろうが、昨年の今ごろは来週からの現場と同じ三河の街で働いていた。
毎日のように境川を渡るのに躊躇いを感じるのは、尾張の民としての安っぽいプライドなのだろう。どうしても、都落ちのような気持ちを抱いてしまうからだ。
亡くなった父親は次のようなことをよく口にしていた。朝日を背中に浴びて家を出て、夕日を背にして帰宅するような暮らしはろくなものではないと。
明後日からの自分の暮らしはそうなるし、これまでの自分の人生でもそんな日々を送っていた期間は、決して少なかった訳ではない。
車を買い換えてから一年が過ぎた。ハイブリッドのコンパクトカーのハンドルを握るようになったのも二年目。
以前、乗っていた車はポンコツではあったが排気量は2,000㏄。
コンパクトカーは下駄代わりに使うことを主目的として設計されているせいなのだろうか。今の車はハンドルを握っているとすぐに疲れてしまう。
連続で1時間以上の運転をしているとぐったりとしてくるのは、歳のせいだけではない気がする。
燃費はそれなりなのだが、そういった点でも今の車には不満はあるのだが、先立つものがないので買い換える予定はない。
そればかりか車を手放すことを検討していたのに、水曜日からは車通勤するはめになってしまったのは皮肉でもある。
ポートレートの撮影も目下、二年目に突入中。
夏の暑いころにはいくつかの理由から嫌気がさして辞めようかと思っていたが、また意欲が高まってきた。
ポートレートの撮影技術は二年目から三年目までの間が向上しやすいと何かで読んだことがある。
その説を鵜呑みにするならば自分の技術は右肩上がりの最中のはず。
自分でも確かに最近、以前よりは少しマシになったと感じることがままある。
昨年、撮影をはじめたころのレベルがあまりにも低かったから、それより下手になりようもなかったかもしれないが。
先日、このblogを読んでくれている友人と会話した時に次のようなことを言ってくれた。blogに掲載しているモデルさんに魅力的な人が、このごろ増えたと。その友人は具体的に、誰を気に入っているかまで教えてくれた。
自分が撮影したモデルさんの中で、友人たちのお気に入りはそれぞれ違うし、彼らの恋愛遍歴やファンだった芸能人たちともあまり重なっていないような気がするのが興味深い。
具体的な感想や意見などを聞かせてくれることは、それ以上に嬉しい。