淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

サラメシ

 夕食を食べた後にこの文章を書いている。今夜の献立はレタス丼、スパゲティサラダ、豚汁に鱈の西京焼き。
 スパゲティサラダは今日のお弁当の残り、西京焼きは明日のお弁当に入れる余りを食べた。

 今の現場では久しぶりに弁当を持参することに決めたが、主な理由は次のようなもの。
 お昼休みに車で外出することを禁じられていること。社員食堂の味が芳しくなく、メニューも少ないこと。社員食堂の利用時間が限定されているために、昼寝の時間が取れない日もあることなどだ。
 正直、新型コロナへの感染が気になっていることもある。
 食堂の良い点も少しはあった。自分のような社外の人間もプロパー社員と支払う金額が同じだったこと。食事代金の支払いはキャッシュレスで、後払いでOKなことだ。

 初日、食堂を利用してみたらちょっとした懐かしさを感じた。いかにも社員食堂らしいクオリティだったから。揚げ物が冷え切っていたのが象徴的だった。
 プロパー社員に食堂まで連れて行ってもらったこともあり、白米の味だけは褒めておいた。定食を食べたのだが、他の料理はとても褒められるものではなかったので。

 今日はお昼休みになると、オフィスを出て駐車場に停めてある自分の車に向かった。
 車内に入るとスマホで音楽をかけてから弁当を広げて食べ始めると、考えていた以上に美味しく感じた。疲れた身体で昨夜に準備した甲斐はあった。

 美味しいものを食べていると、少しでも幸福感を感じるのは自分だけではないはずだ。
 一人、弁当を味わっているとあることを思った。社員食堂がぱっとしない会社が多いのは何故なのだろうと。
 疲れていても、落ち込んでいても、やる気を失っていても美味しいものを食べれば多少は慰められるはずなのに。
 社員食堂のレベルが上げれば、そこで働く人たちのモチベーションが上がるとは経営者たちは考えられないのだろうか。

 この文章を書き上げた後には、明日の弁当の用意を本格的に始めるつもり。
 冷凍食品もいくつか使うし、男らしく彩りには気を使わないので見た目は良くないだろうが、味はそれなりのはず。
 自分の味の好みは自分が一番詳しいはずだから。
 車の中で自分の手料理を味わった後に、そのまま午睡する。作業机でうつぶして目を閉じるより、少しはマシなはずだ。

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今日の写真のモデルはなすたろうさん。