車についているナビは目的地に到着すると到達までにかかった時間を言ってくれるのに、気がついた。
今日の帰宅時にかかった時間は1時間18分。温かみがないナレーションを聞いたら、どっと疲れを感じた。
だがまだ、帰宅しただけに過ぎない。
何かを食べたければ、自分で何かを買ってくるか調理するしかない。すぐにでも湯船に浸かりたかったが、風呂の用意をして誰かが待っていてくれた訳でもない。
その代わりに誰にも気兼ねなく、時間を好きなように使うことができるのだが。
今日は長く感じた。朝、出勤しようとするとすぐに思ってもいない場所で渋滞に巻き込まれた。自宅から余裕で歩けるような場所だったので、その時点で遅刻の二文字が頭をよぎった。
怒られたり嫌みを言われたりするのは仕方がないが、遅刻によって減給になることの方が気になった。
ノロノロと進むと片側二車線の左側にハイエースが停まっていた。車内の運転席と助手席にそれぞれ乗っている人がいた。
発煙筒は炊かれていなかったし、三角表示板も立てられていなかったが、故障していたのだろうか。
だったら、せめてハザードくらいは点けていて欲しかったが、何か事情があったのだろうか。
渋滞の原因を作っていた車の横をすり抜けて先を急いだら、なんとか7:53までにセキュリティカードをかざすことができた。オフィスが入っている棟のゲートの入り口に。
検温時に見えたデジタル時計は7:53を表示していたので、まさにギリギリ。
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先日、自分に対して嫌みを口にしたプロパー社員は体調を崩したようだ。
昼休みに車から戻って自席に着席するとメールが届いていて、その文面には体調不良のために午後から休むことが書かれていた。
自分の真後ろに座っているのだから一言くらいあってもよい気はしたが。
現場のオフィス内ではマスクを外して作業をしている光景をちらほら見かける。
新型コロナウィルスのクラスターが発生したらどうなるのだろう? プロパー社員だけしか、PCR検査をしないなんて対応は取らないだろうか。
そんな被害妄想がよぎるのも疲れているからなのだろう、きっと。