淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

象徴

 今日は以下のニュースの紹介から。
www.tokyo-np.co.jp
 頭が硬そうな宮内庁の人間ですら、オンラインの利用を認めたのだろう。
 国民であれば義務教育で学ぶはずのことだが、天皇の地位は憲法に明記されている。象徴だと。
 オンラインでの公務をはじめた天皇を、もっと自分たち国民は見習うべきではないだろうか。

 オンライン化への流れのスピードがあまりにも緩やかなのには、ただただ呆れるばかり。
 先ず隗より始めよ、ではないけれど最初に立法府が見本を見せたらどうだろうか。国会や委員会などの一部をオンラインで行うのだ。
 もちろん、その内容もリアルタイムにオンラインで配信して、誰もが見えるようにする。
 審議中に居眠りなどをしている国会議員を、国民の誰もが監視できるようにもなるメリットもある。

 今の自分の働き方は、残念ながらテレワークではない。仕事の内容は在宅でも全く問題がない。客先のネットワークにも、常時接続している必要さえないほどだ。
 誰かとコミュニケーションを取る必要性も感じない。
 わからないこと、疑問があれば質問するようにとプロパー社員のリーダーからは何度も言われてはいる。
 だが、実際に何度か彼らに助けを求めたら、ろくなリアクションは返ってこなかった。

 彼らの組織のシステムなのに中身をろくに理解していないであろうことは、ある程度は想定していた。
 ただ、それ以上に彼ら自身のエンジニアとしてのレベル、ワーカーとしてのレベルの低さを日々思い知らされ続けている。

 今朝もプロパー社員の二人が社外のエンジニアの一人に責任を押しつけているのが聞こえてきた。
 思わず彼らの言動に失笑してしまったが、マスクのおかげで自分の表情を誰からも読み取られることはなかった。たぶん、そのはずだ。

 プロパー社員の二人が口にした言葉はコントなみにツッコミどころ満載だったが、責任を押しつけられたエンジニアは反論ひとつしなかった。自分や二人の社員と違って大人なのだろう。そんな態度が誰かのためになったのかは別にして。

 今の自分が働いているオフィスビルの入り口には会社の創業者の彫像がある。
 今時、そんなものを恥ずかしくもなく置いているような会社が、メリットも多くあるテレワークなどを取り入れるような柔軟性があるとは思えない。
 そんな組織にはこれからの時代、社内外問わずに優秀な人材は集まり難いはず。
 その結果として、自分のような程度の低いエンジニアがお手伝いさせて頂けるので、感謝しないといけないのかもしれない。

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今日の写真のモデルはarinaさん。