思ったよりも早く目が覚めた今朝。
身体中が筋肉痛に襲われて、かけ声をかけないとベッドから出ることもできなくなるかと思っていたが、そうでもなかった。
8:00前には洗濯物を干して朝食を食べ終わって、少しだけ自分の車の車内を片付けた。スタットレスタイヤを載せるスペースを確保するために。
通勤で使っているうちに、車はゴミ捨て場のようになりつつあったが、目に見えるようなゴミだけは車内から消えたと思う。
スタットレスタイヤを積むと何かとお世話になっている近所の自動車修理工場まで車を乗り付けた。
スタットレスへのタイヤとオイルの交換をお願いした。昨日、電話で依頼すると今日中には対応してくれるとのことだった。
家に戻るとすぐに出かけた。歩いて最寄りの駅まで向かった。
電車に乗るのは二ヶ月ぶり。目的地は名古屋の中心地の栄町。買い物と撮影会に参加するためだ。
ちなみに栄にある飲食店は現在、時短要請を受けている最中。
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ホームに止まった電車に乗り込むと座ることができなかった。思っていたよりも乗客が多い。
しかも、ほとんどが女性で、自分は確実に車内の平均年齢を上げていた。
平日は華やかさにかけるオフィスで仕事をして通勤はマイカー。
そんな日々を過ごしているせいか、車内にいるだけで自分は少し色めき立っていたように思う。
終着駅で降りて改札を出ると、コロナ以前の週末とそれほど違っているようには見えなかった。見かける多くの人が、ただマスクをしていただけだ。
自分も不要不急の用事で外出しているのだが、なんだかしっくりしなかった。
撮影会の他の参加者に、街に出ている人の多さについて思わず話を向けてしまった自分。
今の街の状態は平日も休日もコロナ以前と何も変わらなくなっていると、ある参加者は口にした。
そんなことを訪ねた自分を怪訝に思っていたようにも感じた。彼の口ぶりから、なんとなく。
撮影会が行われていた横では、ホームレスたちがベンチで酒盛りをしていた。
初冬にしては穏やかな日曜日の遅い朝のこと。
撮影会が終わるとレンズキャップだけを買って、帰宅するために駅へ向かった。
地下街の歩く人数はやっぱり少ないとは思えなかった。
今までの師走と何も違わないように昼間の街は動いているように見えた。