淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

加速

 今の現場に着任してから、往時に初めて猿投グリーンロードの有料部分を走行しなかった。
 家を出たのは7時過ぎ。そんなに余裕がある出発時間ではなかったが裏道を走ったこと、金曜日だったこともあるだろう。途中までは順調に走ることができた。
 世の中には月曜日と金曜日には有給休暇を取得する人が少なくないのかもしれない。通勤の人が少ないのか、通勤時に車が少ないことが多いから。

 八草インターでグリーンロードを降りて、そのまま国道155号線を数㎞南下した。
 ところどころでペースが落ちることはあったが、保見団地方面に抜ける交差点で左折するまで、酷い渋滞に巻き込まれることはなかった。
 仕事先の駐車場には7:51に着いたので、遅刻することなく間に合った。

 今日のオフィスはのんびりとしていた。
 自分の真後ろに座っているプロパー社員の二人は有給休暇を取得していなかったし、朝から勤務していたサブリーダーも妻の体調が優れないとかで、午前中で帰宅した。
 ちなみにサブリーダーは先日、冷凍チャーハンをお昼に食べていた彼。そんなものを食べていたので、独身かと思っていたが、かなりの愛妻家なのかもしれない。

 職場の雰囲気はのんびりとはしていたものの、時間が経つのがとにかく遅く感じた。
 単調で面白みのない調査を請け負っていたこともあるだろう。ココアを二杯、ドリップコーヒーを数杯飲んで時間を稼いでも、定時がなかなかやってこなかった。

 今日は12月の第二金曜日。町内の夜回り当番の日だった。
 そのことが朝から自分の気を重くさせていた。
 例年に引き続いて夜回り当番を今年度も引き受けたことを、先月くらいからちょっとずつ後悔しはじめているし、来年度は断ろうかとも考えている。

 今年最後の夜回りだった今夜。
 拍子木を叩いていると、手が冷たかった。一ヶ月先の次の当番の時には、手袋を用意した方が良さそうだ。

 夜回り中、次のようなことが話題になった。他の町内では新型コロナウィルスを理由に、夜回りを中断しているところもあると。
 それもひとつの選択であるとも思ったし、感染したら重症かしやすいシニアばかりが当番を担っているのも気になった。
 アラフィフの自分が最年少なのはここ数年、当り前のようになっている。

 国内の人口分布から見れば、シニア世代の割合が高いのはわかるが、30代以下の人が一人も参加していないのはどういうことなのだろう?
 目に見える結果が残らないこと、対価を受け取れない物事に若い人が興味を失っているのは、自分たちより上の世代の原因だとも思えるのが切ない。

 コロナ禍の影響もあってそんな流れは強くなっている気がするし、これからももっと加速していくだろう。

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今日の写真のモデルはねっこさん。