淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

ちょっとだけ素敵だった日

 疲れていると言えば疲れているのかもしれない。
 今の世の中のことを考えれば、疲れを覚えていない人なんて、ほとんどいないのかもしれない。
 皆、それぞれにモヤモヤしたものを抱えながらも日々を過ごしている人が多いのではないだろうか。

 翌日が休みなのをいいことに、ベッドに入っても動画サイトなどを見てスマホを弄りながら夜更かししていた昨夜。眠りについたのは午前二時近くだった気がする。
 今朝、目が覚めたのは7時過ぎ。その後もうたた寝を繰り返して、ベッドから出たのは9:30過ぎ。
 洗濯物を干した後に軽い朝食を食べて、車に乗って出かけた。通院のために名駅まで向かった。

 アラフィフになった今の自分が、定期的に通院しているクリニックは三つ。
 初老の男性にとって、その数は多いのだろうか。同世代の平均値が少し気になる。
 これから先、通院する医療機関は減ることよりも増えることの方が多いのだろう、きっと。

 健康は財産でもあると、このごろになってやっと痛感できるようになってきた。
 嗜好品で自分が嗜んでいるものはコーヒーとお酒。
 もし、愛煙家でもあったならば、医療費への出費はさらに高くなっていたかもしれない。

 通院後、久しぶりに足裏マッサージを受けた。最近は足の冷えが気になっていたので施術前にそのことを告げた。そんな症状に効果があるツボを刺激してくれたらしいが、どれくらいの効果があるのだろう?
 この文章を書いている今、掘り炬燵に伸ばしているのは素足。今夜はお酒をそれなりに呑んだせいか、足がむくんだので靴下を脱いでしまった。
 寒さよりも足を締め付ける煩わしさの方が勝ったからだ。

 足裏のツボを刺激してもらった後は帰宅して、昼食を食べた。本当は次郎系のラーメンを食べたかったが、流行病への感染リスクとその後の予定を考えて辞めた。口臭がきつくなるのを避けたかったからだ。

 昼食を食べると再び車のハンドルを握り、街中を目指した。目的地は金山。名古屋市南部のターミナル駅まで。撮影会に参加して、ポートレートを撮るためだった。
 今日、有給休暇を取得したのはそのためだった。

 ポートレートを撮るために有給休暇を取得したのは、今日で二回目。
 スキーや釣りのために、有給休暇を申請したことは今までに何度もあった。
 ポートレートへの思いはそれらの趣味と比べても引けを取らないほどに高まってきたのだろう。

 もし、一度もシャッターを切ることなく今日が終わったならば、悔いばかりが残った休日になったかもしれない。
 実際はちょっとだけ素敵な日になった。素敵なモデルさんのおかげで。
 今夜呑んだお酒は少しだけ美味しかった気がする。

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今日の写真のモデルはテラさん。