淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

金持ち喧嘩せず

 年末年始の休みの二日目が終わろうとしている。
 休みの初日だった昨日は午後からポートレートを撮ってから、帰りに整骨院に立ち寄って治療を受けた。
 夕食を食べた後は数週間ぶりに大河ドラマを見た。今回の作品はまずまずの出来なのではないか。
 見逃しても動画サイトでダイジェストを見ることができるのもよいアイデアだと思うので、次作からも続けて欲しい。
 放送が終わると就寝までは撮影したデータを整理した。

 目が覚めても布団にくるまっていると、スマホに着信があったのは今朝のこと。普段ならオフィスで仕事をしている時間だった。
 電話に出ると、スキー板とスノーボードのチューンナップをお願いしている店の店主から。
 板の受け取りを遅くしてもらいたいというお願いだった。
 今日の電話で三回目だったが、怒りを感じなかったのは何故なのだろう? 当初の受け取り予定日から10日以上も遅くなることになったのに。

 ベッドから出て朝食と兼用の昼食を食べた後に、面倒な作業に取りかかった。
 自宅には空調システムがついている。そのシステムを使い続けるためには集塵フィルターを定期的に交換しなければならないので、今日はそのフィルターを交換することにした。一階と二階のそれぞれを。
 フィルターは年に一度は交換しなければならないのだが、面倒なこととフィルター一組で10,000円ほどするので、数年に一度くらいしか取り替えていない。

 なんとかフィルターを交換したのでほっとして玄関を出た。冬とは思えないほどの良い天気で風も穏やかだった。水に触っていても冷たさを感じないと思ったので、思い切って網戸の掃除をすることにした。
 一階と二階の網戸を全て外すと10枚ほど。大きさや形は様々だった。
 ホースで水をかけながら、メラミンと金属のタワシで網戸をこすった。
 ホースを使っていると光の加減のせいか、虹のようなものが時々見えた。
 最後に網戸を洗ったのはいつだったのだろう? 少なくとも今夏や昨年末に洗った記憶はない。

 洗っている最中に一枚の網が外れた。
 家を建ててから20年以上。まだ一度も網を張り替えたことがなかったので、そろそろ寿命だったのかもしれない。
 他の網戸が洗い終わってから、ネットで網戸の張り替え業者を調べると近くのホームセンターでも対応してくれることがわかったので、電話をかけてみた。
 電話先の相手は一枚につき2,800円ほどだと言ったので、車に網戸を積んでホームセンターまで向かった。

 駐車場は平日なのに、年末らしく混雑していたので、車を停める場所がすんなりとは見つからなかった。
 車を停めると、網戸を抱えながら店内に入って、サービスカウンターへ向かった。
 店内はそれなりに賑わっていたので、網戸が他人に当たらないようにするのには少し気をつかった。

 カウンターで問い合わせると、網戸の張り替え料金は5,000円を超すと店員は言った。
 電話で聞いていた予算の倍近くだったので、頭にきていくつかの小言を並べてしまった。
 分不相応に家を建ててしまうと本当にろくなことがない。賃貸だったら大家に電話するだけだろうに。

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今日の写真のモデルはねっこさん。