仕事から帰宅してテレビをつけると令和オジサンが映っていた。
しばらく彼の話しぶりを見ていたが何かを本気で伝えたがっているとは思えなかった。自分がひねくれているからだろうか。
www3.nhk.or.jp
連日、流行病の新規陽性者数は各県や国全体でも右肩上がり。しかも、その上昇は比例直線ではなくて、嫌なカーブを描いている。
これが指数関数的増加というヤツなのだろうか。
自分が産まれて住み続けてきた愛知県の新規陽性者数も400人を突破した。
新型コロナの国内での致死率を1%として計算すると、県内で今日感染したと発表された患者の中で4人が数日先に亡くなるということになる。
不名誉なことだが愛知県は昔から交通事故死が多いことで有名。昔からワーストを他の都道府県と競い合ってきた。
昨年は156名、一昨年は189名が事故で亡くなった。
昨年、愛知県内で新型コロナウイルスによって命を落とした方は209名。
toyokeizai.net
流行病の感染がこのまま続けば、交通事故死以上の方が今年も亡くなることになるだろう。
www.pref.aichi.jp
現状、緊急事態宣言が出されるのは1都3県のみ。令和オジサンは二月七日までと口にしたが、それまでで済むとは思えない。
宣言が出される地域が足りていないことも併せて、多くの人がそう思っているだろうが。
今回の感染はいつ収まるのだろう? 寒さが続く寒の内にピークアウトが来るとは思えない。
組織も個人も今までのstyleを根本的に変える気がないことが、昨年の夏から年末までではっきりとしたように自分からは見えた。
雇用者はオフィスワーカーに必要性のないオフィスワークを求め続けている。
カラオケ愛好者はシニアと呼ばれる世代の人たちの中でも、集まってマイクを握ろうとしている人たちがいる。
呑み会が好きな人は相変わらずに大人数で集まって乾杯することに酔い、スーパーやショッピングモールで家族が揃っている姿も普通に目にする。
仮に今回の波が収まったとしてもそんな光景を普通に見かけるようでは、またすぐに次の波がやってくることは容易に想像がつく。
それでも自分たちが変わることができないのは何故なのだろう?