淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

ワイルドにはなれない

 朝起きると真っ先に車のエンジンをかけるのが平日の日課になりつつある。通勤中を少しでも快適にするための工夫だ。

 今朝もいつものように玄関を出ると、家の前である人と目があった。見覚えがないシニアの男性だったが、思わず挨拶の言葉が口に出た。おはようございます、と。
 家の中へ戻った後に彼が何をしていたのかが気になった。我が家へ空き巣に入るための偵察だろうかとも。
 仕事から帰宅しても家を荒らされた形跡はなかった。朝、見かけた彼は何をしていたのかが余計に気になった。

 今日はまだ火曜日。木曜日くらいの感覚を覚えるほど心身ともにぐったりとしているのは自分だけではないようだ。
 現場のオフィスで自分の右隣に座っている若いエンジニアもそんな感じらしい。

 彼の同僚の二名は同じ客先へ常駐しているようだが部署が違っているために街中へのオフィスで働いているとのこと。
 その部署では新型コロナの感染リスクから輪番シフトが始まったようだ。土日のいずれかに出勤して、平日のある曜日と休みが入れ替わるとのこと。

 会社から同じ評価をされていたとしても、今のような状況だったらより人が集まりに難い環境で働きたいと思う人が多いのではないだろうか。

 今日もオフィスでは野蛮な行動をいくつか見た。
 電話での会話の度にマスクを顎へずらしていた男性。
 マスクなしで出勤してきた女性も。人の目を惹くほどの外見ではないがマスクをしたら妄想を抱く異性が少しは増えるかもしれないのに。

 そんなワイルドな労働環境から自分を守るための一番の方法は滞在時間を短くすること。
 朝の出勤はできるだけ遅く、退社はできるだけ早く。昼休みは車に戻り、仕事中もバレない程度にオフィスの外へ出て過す。
 仕事の成果や進捗など知ったことではない。しょせん、お金だけの人間関係なのだから。

 そんなリスキーな環境が気になって、仕事中に間食をしなくなった。
 自分と違って菓子をバリバリと食べている猛者も少なくはない。
 そんなワイルドな行為は自分にはとても真似ができない。気が小さい臆病者だから。

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今日の写真のモデルはHARUさん。