淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

先輩

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 彼の失言に対して世間の多くの人が怒ったのには少しほっとした。
 今までにあまりの失言を重ねてきたことで、彼に対しては誰もがすっかり無関心になっていたと思っていたのだが。
 彼が首相だったことはどれくらいの人が記憶しているのだろうか。

 同じ大学の後輩として彼のことをどのように思っているのかを弟に尋ねると、返答はたったの一言。先輩とは思っていない、と。
 マンモス私立大学なので著名人にも彼の後輩は多いはず。
 村上春樹鴻上尚史はどのように思っているのだろう? 少し気になる。彼ららしいメッセージを表明してくれないだろうか。

 小中高と12年間も学校に通った自分。
 高校の三年間だけは文化部だが部活動をしていた。在籍していたのは放送部。入部したころの部内はそれなりに序列が厳しかったが、自分が卒業するころには、上級生と下級生はかなり緩い関係になっていた。
 自分のように人から敬意を払われないような人間が先輩になったら、後輩が緊張感を保てなくなっても仕方がなかったことだろう。

 ろくに先輩らしいことを後輩に対してできなかったが、それでも後輩の2人から未だに年賀状が届くのは悪い気はしない。
 アラフィフになってからはその2人とも顔を合わせていない。
 流行病が落ち着いたら久しぶりに会いたいと自分は思っている。

 これまでの自分の人生を振り返ると、圧倒的に同性ばかりの環境で過してきた。
 そんな自分にとっては高校の部活動は貴重な時間だったかもしれない。圧倒的に女性が多かったからだ。

 月並みだが入部した一年生の自分は三年生の先輩に対して恋をした。
 今以上にチキンだった高校生の自分は告白などできるはずもなく、先輩は自分の前から去っていった。
 声優になるために東京の専門学校へ進学したという噂だけは聞いたが、その後のことは何も知らない。
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 それから二年後、三年になった自分に珍事が起きた。入部したばかりの一年の女の子が自分に好意を寄せてくれたのだ。
 結構カワイイ子だとまわりからははやし立てられたが、そのころの自分は何もリアクションを取らなかった。

 少しの後悔が残っても、思い出だけはいつになってもキレイなままだ。

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今日の写真のモデルはCHiHiROさん。