昨年の10月から車通勤を続けている。
最初のころは往復ともに有料道路である猿投グリーンロードを通行していた。
一ヶ月も経たないうちに復路は通行料金が発生しない他のルートを通るようになり、多くのルートを試してきた。
仕事先から北上して旧藤岡町から瀬戸市と尾張旭市を抜けるルートさえ、何度か挑戦したことがあった。
今は保見団地をかすめて篠原工業団地を横断し、名古屋商科大学の前を通って長久手市から尾張旭市へ抜けるルートで帰宅している。
帰路では国道と片側二車線以上の道路を合計しても1㎞も走らないことが多い。
往路はほぼ毎日、猿投グリーンロードを使っている。310円を支払って。
走行時間は10分ほどなので料金には割高さを感じているが仕方がない。朝の通勤時の時間は貴重だから。
今の現場へ通勤を始めたころは7時前に家を出発していたが、最近では7時を過ぎてから出発することがほとんど。
五十日や休日前でなければ7:10過ぎに出ても仕事場の駐車場へ7:50までには到着する。裏道をすり抜けてグリーンロードでアクセルを踏み込めば。
帰りに様々な道を試して帰ったことが、朝の通勤時間の短縮へと繋がった。
名古屋インターからグリーンロードの入口までは混雑することが多い。
ちょっと前までは町だった長久手が市になったことも影響はあるだろう。
名前からして市よりも町や村の方が似合っている気がする長久手。それでも意外と美人が多く住んでいると思っているのは自分だけだろうか。
話を戻そう。
度々、名古屋インターと猿投グリーンロードまでの間で渋滞に巻き込まれていたのが今では懐かしい。
夕方はもちろんのこと、朝もその区間は走らなくなったからだ。
往復ともに大まかな経路は定まりつつあるが、細かい所はまだまだ部分的に変更を続けている。
川沿いを走る時には左岸や右岸、裏路地を走る時には表通りの一本裏、更にもう一本裏などを試している。
毎朝、猿投グリーンロードを降りるのは猿投インター。
インターを降りてからは、その日の混雑状況によってそのまま県道を走るか、裏道の農道に入るかを決めている。
だが、最近は少し時間がかかっても表通りを走ることが多い。
ある場所でお気に入りのシーンを目にすることができるから。
バス停で1人の女子高生がバスを待っている。マフラーを巻いて片手でスマホを触りながら。
スナップ写真に撮りたいと思えるほど、素敵な絵になっている。