新型コロナウイルスによって、右往左往するようになって一年以上が過ぎた。
ニューノーマル、新しい生活様式にはまだまだ慣れないが、それでも以前と比べると変わったところもある。
買物や外食などのお金がかかることに神経質になった自分。とくにここ半年くらいは。
昨年の四月、初めての緊急事態宣言発出のころはそれほどでもなかった。
巣籠もり生活にまだ慣れていないこともあっただろう。 食料品やお酒などを必要以上に買い込んでしまうことが多かった。
晩酌する習慣などなかったのに、缶ビールをケース買いしたのは一度や二度ではない。
毎日のように朝昼晩の食事を全て自炊するのは初めてだったので、食材や調味料がどれくらい必用なのかが上手く把握できていなかった。
ネット通販で素麺を9㎏買ったが、まだ半分以上も残っている。おそらく今年の夏は素麺を買う必用はないだろう。
初めての緊急事態宣言が解除されると、少しは外食するようにはなった。
それでも以前に比べると少ない。週二や週三で夜の街を飲み歩くのが自分にとっては普通のことだったから。
昨秋に今の現場で仕事をするようになってから、少しの変化が起きた。
現場の社員食堂が不味かったことがよかったのかもしれない。他人と一緒のスペースで食事をするのもリスクに思えた。
不味くて冷たい料理に420円も支払って、危ない目に遭いながらお昼を食べるのが馬鹿馬鹿しかった。
結果、自分で弁当を作ることになった。
このごろは食材を買うときも無駄な物を買うことが以前よりは減っている。
なるべく空腹な状態ではスーパーへ行かないようにしている。お腹が空いていると余分なものを買ってしまうことに気がついたから。
また、コンビニも上手く利用するようになった。スーパーに比べて商品の売価が高くても、余分なものを買う確率は下がるので支出は抑えられているはずだ。
それらの行動は形になって表れ始めた。へそくりがちょっぴり増えはじめたからだ。
新型コロナウイルスの流行も悪いことばかりではないはずだ。貯蓄が増えている家庭が増加していることが、ニュースになっていたし。
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仕事が減ったりなくなったりしている人は少なくはないだろう。自分も昨夏には嫌な思いもした。
自社の営業と支店長から嫌がらせのようなことをされた日のことは忘れないようにしなくては。自分の脇が甘くならないために。