昼間は暖かな日が増えてきた。それでも、陽が沈むとまだまだ寒さを感じる三月。
仕事から帰宅すると真っ先に入浴するのがすっかり習慣となってしまった。
入浴後からベッドへ潜り込むまでに湯冷めをしないために部屋では暖を取っている。
流行病に対して神経質になっているせいか、この一年くらいはひどい風邪をひいていない。
人混みに出る機会を減らし、夏の暑い時でもマスクの着用を続けていた。
外出後には丁寧な手洗いとうがいをした効果があったのかもしれない。
コロナ禍になってからは外食することが減った。そのために消費が増えているものがいくつかある。一つは食洗機用の洗剤。
少なくなっていたので、今日の仕事帰りにドラッグストアへ立ち寄って買い足した。
自分がよく利用しているドラッグストアチェーンではセルフレジは導入されていない。
スーパーはもちろんのこと、コンビニでもセルフ導入が増えている。
人件費が削減され、感染リスクも下げられるかもしれないが、セルフレジにはまだ上手くなじめていないのは自分だけなのだろうか。
ドラッグストアでは素敵な女性店員が多い気がする。
ドラッグストアには魅力的な女性が集まりやすいのか、ドラッグストアでの採用基準に関係しているのか、ドラッグストアで働くことが女性を魅力的に見せるのかはわからない。
上記のことが組み合わさっていることも考えられる。
コンビニよりもスーパー、スーパーよりもドラッグストア、ドラッグストアよりもデパートで端麗なスタッフを多く見かける気がする自分。
20年以上も前の大昔。デパートで働いていた女性たちとコンパをしたことがある。
一緒に乾杯をした女性たちとの後日談も特別なエピソードもなかったが、記憶にだけは残っている。
今日、洗剤のほかにドラッグストアで買ったものはカミソリ、シェービングクリーム、ラップとポテトチップス。
それらが入った買物カゴを持ってレジに並ぶと、素敵な女性が応対してくれた。
カゴからカゴへ商品を移していたときの彼女の睫が印象に残っている。
ドラッグストアの駐車場に降り立った時は疲れていたが、買物を終えた後の自分は身体までも軽やかだった。
男って、どうしてこんなにも単純なのだろう?