淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

木枯らしが強い夜に

 昨日、それほどの必然性があった訳ではなかったのに30分の残業をしてしまった。オフィスの雰囲気がよくなくて帰りがたかったからだ。
 変なところで神経質なので職場の雰囲気に呑まれることだってたまにはある。

 たった30分の労働負荷だったがはっきりと影響していた。
 今日は朝から身体が重くて仕事中には時々頭痛がすることが多かった。仕事にあまり集中することができなかった。
 当然、効率は悪くて進捗も芳しくなかった。

 体調や気分が優れなかったのは天候のせいもあったかもしれない。
 今日は低気圧がずっと自分の近くに居たような気がした。

 日中は12月としてはそれなりの気温だったが、朝から時折雨が降ったりする天気。
 帰宅時間には雨だけでなく風も強くなった。
 帰り道に暗い中でハンドルを握っているとフロントガラスをかすめていった枯れ葉は一枚や二枚ではなかった。

 入浴して食事をした後に受講していた会社のオンラインセミナーを先ほどにやっと終えた。
 冬の風が鳴るのを聞きながら抑揚のない退屈なオッサンの話を聞き続けるのは苦痛だった。
 このごろは仕事では疲れ切っていることもあって。

 この二ヶ月ほどは得意ではないプログラミングで神経をすり減らしている毎日。帰宅してまでもこんなつまらなくてどうでもいいような仕事をしたくはなかった。

 昨日、自分の気持ちをさらに落ち込ませるメールが届いた。メールの差出人は社長。
 そのメールによると今期は過去最高益とのことだった。
 その利益を社員に還元するとのことだったが、自分が受け取った金額はたった30,000円。今冬の賞与の支給金額も含めて考えると馬鹿にされているとしか思えなかった。

 サラリーマンってなんなのだろう? フリーターからサラリーマンになったころの20代からずっと同じことについて考えているし、考えてしまう。
 今までに業種や所属する会社を何度か代えても。
 定年まで働いても死ぬときですらもそんな考えから逃れられないような気さえしてきた。

 働くことが好きだったり、自己表現として捉えることができている人であれば、こんなつまらないことが心に引っかかったままで生き続けることはないのかもしれない。

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今日の写真のモデルは花城りんかさん。