職場では今、20代男性二人と同じチームで仕事をしている。
一人でも女性だったら様々な物語が起こったような気がするのだが。その女性を自分が異性として意識してしまう妄想はベタだが、20代男女の心の様を傍観するのも面白かった気がする。
もちろん最高の設定は二人ともが魅力的女性で両手に花の状態で自分が仕事をすること。ヤバい、妄想ではなく願望になってきた……。
チーム内の男性二人と私的な話をほんの少しはしている。あまり興味を持てないので会話が弾むことはほとんどないが。
二人は所属している会社こそ同じだがそれ以外のこと、出身地、彼女の有無、性格や仕事ぶりなどはかなり異なっている。
そんな彼らの共通点を私生活の中で自分は一つ見つけた。それはテレビを見ないこと。
いかにも今時の若者らしい。
テレビを見ない生活だって悪くはないだろう。
子供のころはテレビっ子だった自分だって20代の後半のころはテレビをほとんど見ていなかった。そのことに自身が少し酔っていた気もする。
結婚後、テレビを見る時間は再び増加して今に至っているが。
ここ数年、テレビのメリットに気がついた。
他のメディアにはないテレビやラジオの長所。それは受け手側が情報取得の範囲をコントロールし難いことだろう。
インターネット、書籍、新聞や雑誌などのみに情報を求めていると取得するものを選んでしまう可能性は高い。
特にSNSの世界に没頭しているような生活をしていると、情報がかなり偏ってしまうのではないか。
そんなことを意識して自分は好意的に思っていない人物もSNSと付き合っている。
先日、自分が好意を持っていない政治家、河野太郎のtweetを見て賛同した。
『イイネ』をしていたので、この文章を書こうと思って見返そうとしたら削除されていた。
いかにも彼らしいところなのかもしれないが。
彼がtweetした内容は国会のオンライン化についてだった。
この意見は至極当然なもの。
首相をはじめ偉いオッサンたちが民間にテレワークのお願いをしているのに、国会議員たちは何百人も室内の一カ所に集まって議論しているのはコメディー。
そのことにマスコミがツッコミを入れないのも気になる。
彼らは国民のお手本になる意識はないのだろうか。
国連総会だってオンラインで行えばよい。
決議は公表するのだから、その過程である議論も全て全世界の人に公開すれば。
オフラインにこだわりたい人が世界中にまだまだ多く残っているのが残念だ。