淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

好きだった人の誕生日

 療養生活も今日で9日目。このまま特に問題がなければ明日で隔離の生活からは解除されるだろう。
 収入さえ保証してもらえればまだまだ自宅に引き籠もっていたいくらいだが。

 新型コロナウィルスに感染して率直に思ったことは、ただの風邪ではないということ。
 インフルエンザに罹患した時の方が熱は高くなったが、倦怠感は新型コロナの方がずっと強く、快復のスピードはインフルエンザの方が早かった。

 流行病と自分が戯れている間にも時間は流れ、二月も終わって三月も今日で三日目、おひな祭りの日だ。
 名古屋市から宅配されてくる自宅療養者用の食事にも飽きてきたので、そろそろお酒も呑みたくなってきた。
 ノンアルコールしか駄目であれば白酒ではなくて、せめて甘酒を味わいたい。熱々の甘酒におろし生姜をちょっと浮かべて。

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宅配されたある日の療養用の昼食。

 昨夜の入浴中にあることにふと気がついた。今日が昔、好きだった女性の誕生日であることに。
 その女性は独身時代の最後に自分が告白した相手。
 彼女との恋は成就することはなかったが、今でも友人として交流がある。

 今まで女性にはフラレてばかりだった自分。片思いばかりだったが、好きになった相手のことはずっと覚えていた。名前はもちろんのこと血液型や誕生日なども。
 自分はずっと恋愛体質だったと思っていたが、それも30代くらいまで。
 しっかりとオッサンになってしまったせいなのだろうか。最近は彼女たちの多くのことをほとんど思い出せなくなってしまった。

 19歳のころ、自分で勝手に大恋愛だって勘違いしていた痛々しい片思いがあった。
 そんな彼女のことさえも名前くらいしか今では覚えていない。彼女の誕生日のことは忘れてしまった。

 30年来の歳上の友人がいる。出会ったころの彼の女性関係は賑やかだったし経験も豊富だった彼。
 自分もいろいろと彼に助けてもらったことが懐かしい。

 その友人は出会ったころからキャッシュカードの暗証番号をよく変えていた。
 最近でこそセキュリティのために定期的に暗証番号を変えることを金融機関から勧めているが、当時は番号を変えたいというとぞんざいに扱われていた。

 彼が番号を変えていたタイミングはつきあっていた彼女が変わった時。彼女の誕生日を暗証番号にしていた。
 ちなみに今は姪くらい歳下の奥さんと一児をもうけて平穏に暮らしている彼。
 彼の今の暗証番号は奥さんの誕生日に関連したものなのだろうか。

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今日の写真のモデルは根岸しおりさん。