淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

レームダック

 昨日よりもさらに通勤路は混んでいた今日。
 朝はいつも混雑する国道交差点を避けるために、猿投グリーンロードのインターを降りてからは裏道を走った。

 帰宅時はさらに混雑が酷くて80分近くもかかってしまった。
 10日の今日は五十日。ある程度、車での通勤に時間がかかるのを覚悟はしていたが、想像以上だった。

 午前中、自席に座っていると現場のリーダーに呼ばれた。
 オフィスの隅で二人きりになると彼は切り出した。自社の上司から聞いているかと思いますが……、と。
 今の客先で働くのが今月限りであることを口にした。彼の態度は芝居がかっているようにも感じた。

 自分が今の現場に参加した当初の目的はあるパッケージを導入するためのお手伝いのはずだった。
 だが、現場の会社の偉い人たちが大事なことを決めることができずにいるために、そのパッケージ導入は暗礁に乗り上げてしまったまま。先が見通せない状態が続いているようだ。

 そんな理由もあって、三河の田舎まで自分が車で通うのもあと13回。
 月末の30日と31日は有給休暇を申請したから。5月27日が最後になる予定。

 そのために、今の自分は特別なミッションを持っていない。
 8:00~17:00まで、ただただぼんやりと時間をやり過ごしているだけ。
 時間が過ぎるのが遅く感じる日々だが仕方がない。
 野暮な仕事を手伝わされて自分がすり減らされ、残業させられるよりはマシだとも思っている。
 それに、去り行くことが決まっている人間が重要な仕事を抱えるのはあるべき姿ではないはずだから。

 ちなみに、次の現場は今のところは決まっていない。
 明日、客先のオフィスを早退して夕方に名古屋市内で面談を受けることだけは決まっている。

 その面談先の会社は自分が嫌いな会社の一つ。地元の発電、送電及び売電を牛耳っているグループ会社だ。
 今まで二度、手伝ったことがあるがどちらの時も良い印象を全く抱けなかった。

 車通勤からは解放されるかもしれないが、満員電車に乗って通勤する可能性もある。テレワーク勤務ではないらしいから。
 その会社らしいと言えばらしい。ウンザリするほど保守的だったことも身をもって知っている。

 自分に実力や運があれば、もっとマシな仕事があるはずだが、仕方がない。
 今の状態は過去の自分が望んだことでもあるからだ。

今日の写真のモデルは、初めましてのるあなさん。