淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

それでも新しい風を感じて

 今月から新しい現場で仕事をしている。
 駅まで自転車に乗っていると朝の風は爽やか。
 先月までは三河山間部まで車で通勤していたが、水曜日からは電車を乗り継いで金山まで通っている。

水曜日から毎朝、こんなロケーションを目にして通勤している。

 朝の通勤時間帯に電車に乗ったのは久しぶりだったが乗車率はコロナ以前とほぼ同様だと思えた。
 びっくりしたが、それ以上に恐怖を感じた。
 新型コロナウイルスにかかって辛い思いをした自分としては、人が密になっている空間にはどうしてもビビってしまう。

 現場に着任する前にはある程度通えばテレワークになるとの話だった。
 だが、最低でもまだ来週一週間は満員電車へ朝夕に乗らなければならないようだ。
 それまでにまた、新型コロナウイルスに冒されなければよいのだが。
 一時よりは自分が住んでいる愛知県の陽性者は減ってきてはいるが、今日の公表では1,000人を超しているので油断はならないだろう。

 今のオフィスに通ってまだ三日。それでも気がついた前のオフィスとの違いは多い。
 一番は新型コロナへの対応だろう。プロパー社員のことはわからないが、自分のようなBP*1たちにはテレワークが認められている。というか、どちらかというと推奨されているようだ。

 自分が所属したばかりのチームは5人。自分と同じタイミングでお手伝いすることになった24歳の男性エンジニアが参加する前までの3人はずっとテレワークを続けていたようだ。
 その3人のうちリーダーを含めた2人は女性。
 自分たち2人が新しく参加したために、リーダーは二週間ぶりにオフィスに出勤したらしい。

 今の客先ではマスクは必着、しかも不織布が指定されている。
 会議室は封鎖されていて会議は全てオンライン。『Google Meet』で行われる。
 自分も何度か会議に参加した。オフィスの自席に座って斜め前に座っているリーダーと会議内で話す時にも、互いの話し声はヘッドセット越しだ。
 近くの席に座っている人と会議するときでもこんな調子なので出勤する必然性はないだろう。

 初日の水曜日は社員食堂を利用した。社員食堂のレベルとしては中の下くらい。
 名古屋市内という立地を考えれば500円ちょっとという金額は仕方がないのかもしれないが、もう少しお値打ちでもいいかなとも思えた。
 決済方法は交通系ICカード社員証だけ。もちろん、自分のような外者は交通系ICカードでしか支払いができない。
 カードへのチャージは食堂ではできないので、チャージしていなかったら水曜日はお昼が食べられなかった。

 社員食堂内は静かだった。私語はほとんど聞き取れなかった。
 そもそも、会話がしにくいように座席がはっきりと区切られていた。
 前の現場の社員食堂とはかなり違う。あまりに皆が無防備だったために怖くて一度しか利用しなかった。
 エライ人たちも見かねていたのか、注意喚起のためのメールが何度か届いた。

 ちなみに今の現場ではメールアドレスどころか、アクティブディレクトリーにログインするためのIDとパスワードさえ、まだ付与されていない。
 このまま無いままでももちろん構わない。給料と賞与さえ受け取ることができれば。

今日の写真のモデルは、初めましての川口 美香さん。

*1:Business Partnerの略で協力会社