淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

テレワーク日和

 急遽、昨日から金曜日までテレワークになった。
 昨日から体調不良で休んでいた自チームのリーダーが新型コロナウイルスの陽性だと判明したから。
 リーダーと自分は隣の席。その情報を知ってからは体調の変化に気をつけている。

 今年の二月に新型コロナに冒されて苦しんだことは忘れていない。簡単には忘れられないだろう。
 できれば同じような苦痛を味わうのは避けたい。

 世間で新型コロナを軽視する意見が目立つようになってきた。
 そんな意見を持っている人の中で、どれくらいの人がこの病に罹患したことがあるのだろうか。

 一般論として経験したことが無い人の方が、軽はずみなことを口にする。
 戦争、事故や災害などで酷い体験をした人はそれらを忌避するのが普通だろう。
 戦中産まれだった亡くなった父は基本的には楽天家だった。
 それでも、戦争や暴力で訴えることは強く非難していた。

 テレワークは働き方の手段の一つ。イレギュラーな働き方ではないと自分は思う。
 オフィスワーカーであれば、日々の仕事の内容やプライベートなことなどを鑑みて、オフィスへ出勤するか自宅で働くことを選べることが、あるべき姿だと思う。

 同じ電車やバスに乗って同じオフィスへ出勤し、同じ席に座って仕事をする。
 そんな風に毎日を過していたら、仕事へのモチベーションや集中力だって上がらないだろう。
 週に何度か自宅で働くだけで、かなりリフレッシュできるはず。

 実際、今日は自宅での環境を活かして働けた。
 朝、仕事をする前の時間に掃除機をかけた。
 午前中と午後に一杯ずつコーヒーをドリップして飲んだ。
 昨日、煎れたアイスティーも冷蔵庫の中。仕事中に喉が渇くと、気分にあわせて麦茶かアイスティーを選んだ。
 手だけ動かせばよい作業の時はスマホとワイヤレススピーカーで音楽を聞いていた。

 ここ数年の中で一番の残業をした今日。自分ではない誰かが原因で、21時過ぎまで仕事をしていた。
 残業なんて意味はない。ただ、求められたからしただけ。

 達成感なんて微塵もないが、それほど疲れを覚えなかったのは、テレワークだったからだろう。
 残業中にお腹が空くと夕食を食べることもできた。ツールでプログラムをチェックしている時間に金ちゃんヌードルと白飯をかけこんだ。

 仕事が終わるとすぐに入浴して、SNSをチェックしながらこの文章を書いている。アルコールを口にすることもなく穏やかな気持で。

 収まらないパンデミックの間に、もっとテレワークが定着するようになるといいのだが。
 自分も含めた世の中の人が、少しは優しくなれるはずだから。

今日の写真のモデルは西山ルカさん。