淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

真夏が少し懐かしくなるころ

 9月最初の週末が逃げて行く。あまり楽しいことなどないままに。
 今日の午前中に前の町内会長がその知人を連れて訪れることになっていたので、昨日から珍しいことをして過していた。庭の草抜き、家の片付け、掃除と修繕などなど。
 身分不相応な一軒家に住んでいるがガラクタに埋もれているために、家の中は狭く感じることがままある。
 片付けること、掃除をすることは子供のころから苦手なままだ。

 片付けと掃除は来客が来るまでには終わらなかったが、途中だったので今日の午後も続けた。それでよかったのかもしれないが、まだまだ先延ばしをしてもよかった気もしている。

 お掃除ロボット『ブラーバ』が我が家にやってきたおかげで、僅かだが家の中がすっきりしてきた。
 だが、ここ数日は以前のように戻りつつあった。
『ブラーバ』はバッテリーがあるかぎりは床掃除をしてくれるのだが欠点もある。

 床掃除をする部分のパットは消耗品で購入した時についているのは数セット。その枚数を簡単に使い切ってしまった。

 慌ててパットをECサイトで買い求めたら型番が違う物を間違えて買ってしまった。
 すぐに買い直したがまだそのパッドは届いていない。

 ホームセンターやドラッグストアなど、オフラインで簡単に買い求めることができないのが残念だ。
 食洗機用の洗剤が当り前のように手軽に買うことができる今日。そんな遠くない日にはコンビニでも買える日が来たりして。

『ブラーバ』がもうひとつ残念なのは和室に対応していないこと。
 掃除嫌いで無精な自分でもたまには畳に雑巾がけをしている。掃除を怠けていると畳にほこりが積もって裸足で歩くと気持が悪いからだ。
『ブラーバ』のパッドには畳に適合するものがない。畳をきれいに拭き上げる機能があれば、もっと日本国内で売れるような気がする。畳に対応するのは技術的に意外とハードルが高いのだろうか。

 自宅に関わる雑多なことに追われていた土日だったが、自分の趣味に関わることへちょっとだけ時間を割けたのはラッキーだったのかもしれない。
 スキー板とスノーボードを馴染みのチューンショップに預けることができた。
 その店の店長は、技術はずば抜けているのだが話が長いことが地元では有名。
 先日、自分の友人が営んでいる床屋に行ったら、その話になった。
 その友人はボーダーだが、彼もその店のお客だとその時にはじめて知った。

 チューンナップ料金も高くはないのだが、彼の店を訪れると長い時間、拘束されてしまう。1時間は当り前、次のお客が来なければ2時間以上も珍しくはない。
 だが、今日は30分ちょっとで解放された。店から出たときにはホッとしていたのだが、後から少しずつ寂しさも感じてきた。

 20年以上のつきあいとなる店長は自分よりもずっと歳上。
 会社員だったら間違いなく定年を迎えている年齢なはずだ。
 いつまで、彼のお世話になることができるのだろう。
 そんなことを思ったのは感傷的になりやすい季節のせいなのかもしれない。

今日の写真のモデルは永井ももさん。