淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

おおらか

 午前中、センターラインもないような田舎道を走っていると、一台の白いバンがハザードランプを点けたままで脇へ停車していた。
 通り過ぎるときにその車の方を見るとオッサンが立ち小便。運転中に我慢できなくなったのだろう。
 近くには公共のトイレもコンビニもないが、今時の真っ昼間にいい大人のあられもない姿を見ることになるとは思ってもいなかった。

 その現場は長久手市IKEAや派手なイオンモールができたり、愛知県で住みたい街№1に選ばれたせいか、このごろは浮き足だって見える街。
 だが、自分の中では未だに市になったことがピンときていない。
 名古屋市近隣では一番、軽トラックが似合う市だと思う。

 自分が向かった先は、長久手市内で一番フワフワしていると言っても過言ではない場所、モリコロパークだった。≑ジブリパーク。
ghibli-park.jp
 ジブリパークの開園までは数えられる日数になっている。
 一ヶ月前に訪れていたが、園内の雰囲気はすっかりと変わっていた。
 来園者が圧倒的に増えていた。駐車場に車を停めるのにも少し待たされた。
 愛知万博が開かれる前までは愛知青少年公園と呼ばれていたころが懐かしい。
 高校時代、入学してすぐのオリエーテーション合宿や部合宿で滞在したことが、もはや遠くに感じる。今から30年以上も前の昔話だから当り前だろう。

 今日、来園した理由は撮影会に参加してポートレートを撮るためだった。
 待ち合わせに指定された場所へ向かうと遠くからでも数人のグループが目立っていた。素敵な女性が集まっていたから。
 受付を済まして数分待っていると、撮影会が始まった。

 今日、自分が参加した撮影会は個撮形式。個撮形式の撮影中はモデルさんと1対1。
 その間、撮影に関することからくだらないオヤジギャグまで、話すことは多くなる。というか、気が小さいので二人でいる時は沈黙に耐えられないこともある。


 今日、撮影を申込んだモデルさんは初撮影だった。
 撮影会のHPに載っている情報をもとに、初めましての挨拶から会話を組み立てたが、途中から少しかみ合わなかったことでお互いに気がついた。申込んだ人、申込まれた人が違っていたことに。

 その後、モデルさんとスタッフさんがいろいろと配慮してもらった結果、そのまま撮影を継続することになった。
 自分はともかく、撮影会のスタッフやモデルさんは本当におおらかだったと思う。

今日の写真のモデルは、初めましてのはなみんさん。