淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

デジャブ

 二年続けて会社のストレスチェックに引っかかった。
 労務担当から産業医のカウンセリングを受けることを指示された。
 現場を早退する必用があったのだが、営業などが客先と交渉してくれる訳ではなくて自分で行わなければならなかった。
 現場での調整のために余計にストレスを受けた気がする。

 今日も当り前のようにテレワーク。
 15時まで仕事をして家を出た。自転車で自宅から最寄りの駅まで向かった。
 駅の駐輪場はほぼ満車。自転車の置き場を探す羽目になったのには驚いた。
 まわりは自分が思っているよりも早くコロナ以前に戻っているのだろう。

今日のお散歩ショット。

 駅からカウンセリング先のクリニックまで、都市公園の中を歩いた。
 曇ってはいたが、園内に居た人たちは平和な秋が届いていた。明らかに観光客とわかるグループも目についた。
 そのうちの何組かはマスクをしておらず、よく見るとアジア系の家族だった。
 コロナの水際対策が緩和されたことをニュースで知ってはいたが、どこかで納得できていない自分がいた。

 カウンセリングを受けた場所は昨年と同じ会議室のような気がした。4席で机には透明のアクリル板が立っていた。
 カウンセリングの相手も昨年と一緒。女性の保健師と男性のドクターらしき人。
 彼女はきちんと名乗って自分のことを思い出してくれた。彼は自分とのことを思い出せなかっただけでなく、名乗ることもしなかった。
hatehatehahaha.hatenablog.com
 カウンセリングは悪いデジャブのようだった。前回が夢で今回が実際に起きたことのような気がしてならなかった。
 記憶にあるようなことを同じ人から質問されるのは馬鹿馬鹿しかった。質問に答えても意味がないと思えて仕方がなかったが、それなりに言葉を返した自分がいた。
 自分が口にする言葉が何も意味がないことを感じるのは虚しくて仕方がなかったし、その場にいることにも疲れた。
 昨年よりも雑だったカウンセリング。保健師の彼女のシルエットは相変わらずにきれいだった。

 カウンセリング先のクリニックには30分も滞在していなかった。
 その時間に何の意味があったのだろう?
 メリットははっきりしないがデメリットは一つある。カウンセリングのために早退したのに減給される自分にとってはおかしな真実。
 会社の指示でしたのに給料が引かれるなんて。会社の指示で無駄使いをしたことと同じだ。

 来年のストレスチェックはどんな結果になるのだろう?
 また来年も素敵な保健師とエレベータに一緒に乗ることになるのだろうか。
 素敵な女性に会うためにお金が必用なのは当り前なことなのだろうか。

今日の写真のモデルは西山ルカさん。