久しぶりに一泊で出かけてきた。といっても、車中泊でスキーとスノボで雪遊びをしてきただけだが。
遊んできた先は野麦峠スキー場。今シーズン、自分がシーズン券を購入したゲレンデだ。
昨日、出発するのかさえ躊躇した。前日まで仕事をしていたせいか、疲れていたこともあった。
仕事で疲れて遊びに行かないなんて、自分が思うあるべきサラリーマンの姿ではないけれど、歳には勝てなくなってきた。
だが、シーズン券の引き換え葉書が自宅に届いたままになっていたのが気になっていたので出発できた。泊まりの用意をしたこともあって家を出たのが7時とより遅くなったけれど。
車中泊の準備をして出発しても、日帰りにするか車の中で一夜を過ごすか迷っていた。
ここ数年、思うことだけれど車を運転してゲレンデに向かうのが億劫になってきた。
高速の開通や国道もバイパスが増えてきているので、車での走行はより快適になっているはずなのに。
やはり、加齢による体力と集中力が低下しているのだろう。
昨日の往路時は本当にキツかった。朝はゆっくりと出発したのに、途中で何度か仮眠したくなるほどだった。
10時ごろにゲレンデの駐車場に着いた時にはヘトヘト。着替えてすぐに滑りはじめる気にはなれなかった。
例年、シーズンが深まればゲレンデまでの距離が近く感じるようになるのだが、今シーズンはどうなるのだろう?
スキーから滑りはじめたが、三本ほど滑ると足が重くなってきた。
今シーズンの野麦峠スキー場は例年と違ってゲレンデ下部から解放されている。このゲレンデで一番好きなパノラマコースも滑ることができたのだが、疲れのせいか昨日はあまり気持ちが高ぶってこなかった。
それでも休憩を多めに取りながら、スノーボードにも履き替えて15時過ぎまでは滑った。
ブーツを脱いだあとはゲレンデ至近にある『ウッディ・もっく』に立ち寄って温泉を楽しんだのも久しぶり。今シーズンも何度かお世話になるだろう。
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湯に浸かりながら帰宅するか、車中泊をして翌日も雪遊びをするかを、まだ決めかねていた。
翌日は年内最後の可燃ごみ収集日であることも気になったし、家の片付けや掃除などもしたかったからだ。
それなりに準備してきても、車の中よりは自宅のベッドの方がよく眠れることもある。
だが、車の中で眠ることにした。運転して帰るのが億劫だったからだ。
車中泊だと日が落ちた後、することはほとんどない。夕食を食べたあとは、狭い車内ではスマホを触るか寝るしかない。
昨夜はコンビニで弁当と缶ビールを買い込んで道の駅で食事をしてそのまま眠った。
19時前には寝袋に包まっていたと思う。
そんなに長く眠れるかが少し気になったが、目が覚めると朝だった。明け方の冷え込みで目が覚めた。
寒さに対応できる寝袋を使用しても、冬の木曽路の朝の寒さは厳しかった。
車中泊したこともあって、リフト稼働直後に滑りはじめることができた今朝。まだ、ゲレンデに人も少なくて滑りやすかった。
昨日は雲が多くて雪がちらつく天気だったが、今日は朝から晴れて風も穏やかだった。
天気がよくてゲレンデコンディションがよくても疲れはやはり訪れる。
14時過ぎにはゲレンデを上がったが、怪我がなかったのは何より。スノーボードで大転倒したときには少しヒヤリとしたけれど。
明日は大晦日。自分にとっての今年の仕事納めでもある。