今年は20数年ぶりに大晦日に働いたこともあって、年の瀬感がしない。
その感覚や今日の仕事のことについては別のblogに書くことにして、毎年恒例になっている『七味五悦三会』で今年を振り返りたい。
『七味五悦三会』とは江戸時代の人々が大晦日に家族同士で、七つの美味しかったもの、五つの楽しかったことや嬉しかった思い出、三つの新しい出会いを語らいながら過ごす風習のこと。
この粋な風習を知るとすぐに好きになったので、上半期の終わりと大晦日にはこのテーマでblogの記事を書き続けている。
まずは七味。
上半期から追加した三つについて触れたい。
YouTubeを見ることがすっかり日常になってしまった。料理のレシピのジャンルを見ることがかなり増えてきた。
料理のおにいさんこと、リュウジさんの動画だけでなく、他のYouTuberのレシピも見るようになってきた。
その一人は『けんます』さん。ラーメン屋を営んでいる彼のレシピの中で自分の一番のお気に入りはサッポロ一番味噌ラーメン。
彼が教えてくれたこのレシピのおかげでサッポロ一番味噌ラーメンが今、自宅にストックされている。
www.youtube.com
リュウジさんのレシピも一つ増えた。そのレシピは『至高のカルボナーラ』。
正直、このレシピを知ってカルボナーラのイメージが自分の中で大きく変わった。
彼のレシピの中ではカルボナーラは難しかった。卵の加熱に気を使わなければならなかったからだ。
気に入る出来栄えになるまで何回かトライしたが、その甲斐はあった。
bazurecipe.com
最後にスイーツを一つ。
ドラゴンズのあるOBが作っているわらび餅。地元ではそれなりに知られている存在だったが、今年になって初めて食べると予想していたよりも美味しかった。
いつの日か名古屋名物になったりして。
tabelog.com
次は五悦。
- 娘が中学に進学したこと
- 二年ぶりに娘に会ったこと
- テレワークで作業できる現場が多かったこと
- 貯金が増えたこと
- 一昨年以来に副業していること
娘に関することが二つ。
娘が中学に進学したことも嬉しかったが、夏休みに再会できたのも嬉しかった。
そのことについて改めて書くのは照れ臭い。
再会したことをblogに書き残しているので、興味がある読者はそちらをどうぞ。
hatehatehahaha.hatenablog.com
本業では今年、参加した現場は三つ。その内の二つはテレワーク勤務が主体だった。
テレワークで仕事をしているとシステムエンジニアという職種を選んでラッキーだったと思うことが今年は多々あった。
貯金が増えたことも、テレワークで仕事をしていたことがかなり影響しているだろう。
仕事をする上でドレスコードを気にする必要がないのはコストカットになる。スーツ、ワイシャツ、ネクタイ、革靴などを買い替え頻度が下がるから。
ちなみに最近は上下ジャージ姿で仕事をすることがほとんど。ECサイトで新しいジャージを買い足した。
11月から一昨年ぶりに副業を始めた。このblogでもよく触れているが灯油の巡回販売を手伝っている。
改めてこの仕事を手伝ってみたら新たな発見がいくつもあった気がする。
少しでも余裕があると感じるサラリーマンには自分は副業を勧めたくなってきた。
お金以外に得ることがあること。そのことがかなり貴重な気がしてきたからだ。
気が向いたら近いうちに、そんなことをblogに書きたいと思っている。
最後に三会。
- 父親の知己
ここ数日、何人かのモデルさんを挙げるか迷っていたがやめた。
仕事やビジネスで知り合った人を三会に取り上げるのは何か違うと思ったからだ。
それでも、一人でも思い浮かんだのはよかった。昨年は誰も挙げることができなかったからだ。
そのたった一人とは父親が自営業バリバリだったころのことを知っている人。
秋のある日にその人は自分の家を訪ねてきた。
彼の話で驚いたことがあった。
亡くなった父は自身の政治信条などを息子である自分にお仕着せないようにしていたことを初めて知ったから。
今年の上半期は新型コロナへの罹患、離婚、そして右手の骨折などろくなことがなかった。
だが、下半期は穏やかに過ごすことができたのはちょっとした奇跡のような気もする。
コロナにかかったことでこの病気の怖さを体感できたのはよい経験だった。
離婚した当初はどこかに寂しさを感じたが、逆に今では吹っ切れた。娘にも会うことができたし。
2023年まであと一時間と少し。
来年もまた大晦日にこのような駄文を書くだけの余裕がある年でありますように。このblogを読んでくれている読者にも。