淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

届け

 娘が家出に来てくれたおかげで、次の仕事に備えての勉強がはかどった。勉強しろと口にするよりも自分が勉強している姿を見せた方が、効果があると思ったからだ。

 中1の数学なんて算数レベルだとなめていたが、教科書を読んでみたら違った。
 中高一貫教育の教科書であることもあっただろうが、数ページ目を通しただけで、彼女たちが数学を勉強していることがわかった。
 教科書に載っている例題や学校の春休みの宿題の問題なども、唸ってしまうほどのものがいくつかあった。
 わからないところを娘が聞いてきたので、自分の頭の体操にもなった。

 自分の勉強は進んだが、先延ばしにしたものもあった。個人事業主としての開業届の提出だ。
 届けは昨日の金曜日に提出した。書類上では無職ではなくなったのだが、自営業者になった実感は少しも沸いていない。
 ただ、警察から職務質問されたら、無職ではないので多少はマシな態度を取ってくれるだろう。
 ちなみに娘は職質されることに、ちょっぴり憧れがあるようだが、何故だろう? 経験上、ちっともいい気分はしないのに。

 少し気になったのでネットで職質された確率を調べてみると、自分は少数派であることがわかった。
10mtv.jp

 昨日、開業の届けを出した先は二カ所。国税を管轄する税務署と県税を管轄する県税事務所に提出しなければならなかったが、そのことを知ったのは当日。税務署に赴いたときだった。しかも、その書式は全く別だ。
 行政のワンストップサービスなんて、いつになることなのだろう。マイナンバーなど庶民には有り難くないことばかりを押しつけてばかりのくせに。

 別々に届けが必用なことを税務署員に何度も聞いてなんとか理解できたが、その後に怒りが沸いてきたのは自分勝手なのだろうか。
 雨が降って、気圧が低かったこともあるのかもしれない。

 不快な気分を抱きながら県税事務所に向かうと、事務所の受付で2Fに上がるように指示された。
 窓口に現れたのは疲れたオッサンと女性。オッサンが自分に対応して、その横には素敵な女性が立っていた。
 仕方なしに耳はオッサンに向けていたが、自分は女性ばかりを見ていた。
 気がついたら自分の気持ちは落ち着いていた。魅力的な女性に出会ったからだろう。
 本当に自分は簡単なヤツだと思う。

今日の写真のモデルは中尾まこさん。