淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

スイッチがオフにならない

 一昨日の木曜日の朝にオンになったスイッチはオフにならないまま。
 疲れているはずなのに、休みである今朝も6時前に目が覚めた。
 新しいことに挑戦したせいなのか、緊張が全く解けていないのを感じる。
 このまま自分のスイッチはオフにならないままなのだろうか。もし、このままだったら自分の心身が心配だ。

 フリーのシステムエンジニアとしての最初の仕事は木曜日から始まった。
 様々な会社の新入社員に対して、Javaのプログラミングを中心としたIT知識の教育を委託で受けて、お手伝いしている。
 IT講師としては未経験の自分。立ち位置はサブ講師、わかりやすく言うと副担任のようなものだ。

二晩、宿泊したホテル近くのショット。東京はやっぱりミステリアス。

 二日間、自分が登壇していた教室のあった場所は東京の品川。
 登壇初日、指定された8:15より前に出勤すると自分以外の講師の大半は集まっていた。
 8:30になると眼鏡をかけた30歳くらいに見えた女性が一方的に話すだけの雑な朝会をはじめた。彼女は委託大元のプロバー社員だった。
 その後、講師は各々の教室に向かって生徒を迎えた。

 だが、自分とペアを組んだメイン講師はすぐにテンパってしまう。
 事前に聞いていた情報と現場の環境が違っていたり、明らかに不足していた情報があったからだ。
 しかも、一緒に仕事をするメイン講師と対面してコミュニケーションを取ったのは、その日が初めてだったこともある。
 ただ、幸いだったのはメイン講師である男性と自分はタイプこそ違うけれど、最初からそれなりにコミュニケーションを取れたことだ。

 初日、特に午前中は自分に全く余裕がなかった。
 普段だったらなんでもないITツールを使うのはともかく、Windowsのログインにすらてこずっていた。
 当然、委託大元の社員たちは不安だったのだろう。入れ替わり、立ち替わり何人かの社員が自分たちの教室を訪れてきた。
 そっと見守るような社員もいれば、プレッシャーをかけるような態度を取ってきた社員もいた。
 このころが、自分が受けたストレスがピークだったと思う。

 だが、先にメイン講師が落ち着きを取り戻してくれたので助かった。
 とにかく授業に遅れがなかったからだ。受講生の理解も悪くなかったように思う。

 一昨日と昨日の二日間の授業内容はアルゴリズムの理解。
 プログラミングよりも抽象的、観念的な内容なので受講生たちも理解するのは大変だっただろう。
 自分だって、予習していて何度も頭が痛くなったから。

 それなりに講義の準備をした結果は出たと思うが、かなり大変だった。
 自分とメイン講師が対価として受け取るのは当日の日当のみ。
 早出して講義の準備をしても、残業してもそれは変わらない。
 実際にこの二日間だけでも、自分としては少なくない残業をする必用があった。

 昨夜、名古屋に帰ってきたが明日の日曜日にはまた品川に戻る。
 そして、月曜日の夕方には委託大元のプロパー社員との恐怖の面談が待っている。
 自分の感情を抑えることができるかが心配だ。

今日の写真のモデルは月さん。