淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

こぼれた独り言

 昨夜、東京の府中から自宅に辿り着いたのは22時近く。
 金曜日まで仕事をした後に長距離の移動をすると流石にぐったりとしてしまうし、今朝もまだ疲れが残っている。
 次の講義の仕事までは10日ほどの休みがあるのが、せめてものの救いか。

 6月の登壇数は10日。当初はもっと登壇したかったのだが、今はこれくらいでよかったと思っている。
 人に教える仕事がこんなにも疲れるとは、全く想像がついていなかったからだ。

 昨日までの登壇先は講師となって二回目。二組目の受講生たちだった。
 初回の受講生たちと違って、一ヶ月以上も講義が進んでいる中に自分が入っていかなければならなかったので、かなり疲れた。
 できあがっている雰囲気を壊さないように、無神経ながらもそれなりに気を使ったから。

 受講生の数は60名弱で多かったし、彼らが籍を置いている会社のグループはそれなりに名が通っていたから。
 自分が何度も人世をやり直しても、その会社へ入社することはできないだろう。

10日間、お酒に逃げたことも少しはありました。

 彼らに対したのは先週の月曜日からの10日間。一対一で過ごすことが多かった。
 彼らがこれまでに勉強した内容をチェックするのが自分の主な仕事だった。
 その中で多くを占めていたのは、彼らが作ったプログラムを見ること。

 受講生たちは与えられた課題に即してJavaのプログラミングをすることになっていた。
 彼らの多くはJavaの初学者。苦戦する受講生も少なくなかった。

 四月に初めて担当した受講生たちもそうだったが、できてもできなくても彼らの多くは真剣だった。
 若者のそんな態度には、どこか惹かれるものがあったのだろう。
 怠惰な自分でさえも、知らず知らずのうちに彼らに熱中した瞬間が何度もあった気がする。

 そのせいか、昨日の午後には自分の脳みそがとろけていた。決してキレイだとはいえないプログラムを見ることが多かったから。
 上手くプログラミングできていなかった受講生から相談されれば助言し、動いていたプログラムでも指摘する必要があれば口頭でトレースを促のも大変だった。
 しばらくは、どんなプログラムも目にしたくないのが本音だ。

 それでも昨夜、自宅のリビングにへたり込んだ時に口から出た言葉に自分は驚いた。その独り言とは『楽しかった』。
 仕事に対して自分がそんなことを感じていたなんて、不思議だ。

今日の写真のモデルはれいぴょん。