淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

妄想のワーケーション

 来月の仕事がなんとか決まりそうだ。エージェントから正式なオファーが届いたのは昨日の朝。
 その仕事の内容はフルリモートによるシステム開発。ユーザーテストまで進んだ案件だったらしいのだが、不具合多発によって再設計からのやり直しになった、やばいヤツだ。
 しかも、エージェントから届いた簡易条件では、事前に聞いていた契約金額から1割以上も減額されている。

 エージェントの担当営業からは一万円ほどの上積みを車内のコストカットによって調整できるかもしれないとのことだったが、こちらから強く交渉しなかった。
 ただただ、馬鹿馬鹿しく思って呆れてしまったからだ。
 サラリーマンであってもフリーランスになっても、この業界の営業のいい加減さには、これからも振り回されるのだろう。

 自分の経験上、炎上する気配しかしない潜在的な事故物件だから、なるべく早く次の仕事を探す方が賢明だとも思っている。
 最初の契約期間がたったの1ヶ月だというのも、こちらにとっても都合がよかったのかもしれない。

 もやもやしてはいたが、逆にその仕事の条件メリットを活かすために、昨日から考えだした。いや、考えなんて呼べるような代物ではなかっただろう。
 いつの間にか妄想をはじめていて、気がつくとその妄想に突き動かされていた。

 夏嫌いなので、避暑を兼ねたワーケーションができる環境をいつの間にかネットで探していた。
 デスクとインターネット環境があるマンスリーマンションや長期滞在できる宿泊施設などの情報をかたっぱしから集めていた自分。
 そんなことをしていたら、昨夜は寝るのが遅くなってしまった。

 契約金額が想定よりも下がってしまったこともあって条件は厳しいが、それだけに真剣になっていたのかもしれない。
 一番の候補は愛知県との県境にある長野県下伊那郡阿智村。標高が800メートルもあることもあって夏の平均気温は穏やか。
 しかも、近くに温泉施設まであるマンスリーマンションを見つけたのだが、問い合わせてみると空きはなかった。

 他にも佐久市佐久平駅周辺の物件も見つけたのだが、8月一杯まで空きはなかった。

 できれば、冬の雪遊びで多少は土地勘がある松本市乗鞍高原、奈川や開田高原あたりに短期で借りられる物件があればいいのだろうが、そんな都合のよい物件なんてあるものだろうか。

 講師の仕事だけに気を取られていたせいか、次の仕事への準備が遅れてしまったことを今後の教訓にしたいものだ。

今日の写真のモデルは、初めましての栞さん。