淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

時々晴れ

 四月からお手伝いしている講師業も残り少なくなってきた。
 雨が多かった今週は、多摩の丘にある教育センターで研修のお手伝いをしていた。
 その教育センターは最寄りの駅は京王と小田急がともに通っており、しかもどちらも特急が停まるターミナル駅だ。
 だが、その駅から通うのは一苦労。
 歩く時間は10分ほどなのだが、ほとんどが登坂だから。階段とスロープの二つのルートがあるのだが、階段だと100段以上はある。

緑に囲まれている中で新社会人たちと一緒に勉強していました。

 自分が宿泊しているホテルはそのセンターの真横。通勤時間0分なのは助かるが、ホテルはかなりくたびれている。
 エレベータに乗っているとカタカタと音を立てる。
 ホテルのルームキーはカードではなくて、長細いプラスチック製のキーホルダーがついている昭和スタイル。

 すべてが香ばしい雰囲気の中で月曜日から四泊したが、ホテルのまわりに夕食をとれる飲食店がなかったのも面倒だった。
 講義が終わって夕食を取ろうとすると、駅付近まで歩かなければならなかったからだ。
 行きは下り坂だが、お腹を満たした帰りは上り坂だ。

 水曜日の仕事が終わると、京王線に乗って調布に向かった。ポートレートの撮影会で知り合って、SNSで交流を深めた友人と会うために。
 ちなみに、調布駅で電車を降りたのは人生ではじめてだった。

 食事に行く店は決めていなかったが、なんとなく焼き肉店に行くことになったが悪くない店だったと思う。
 定時退社日の水曜日だったのに、客が少なくて騒がしくなかったのもよかった。
 その友人とグラスを傾けたのは初めてだったけれど、職種も同じだったこともあって会話が弾んで楽しかった。
 あっという間に帰りの電車が気になる時間になってしまった気がした。

 互いに調布の駅で別れて別方向の電車に乗った。
 ホテル最寄りの駅まで戻って改札口を抜けると静かだった。
 ホテル方面へ歩く人は見当たらなかった。街灯があまりないので、暗い登坂のスロープを歩いてホテルにたどり着いたのは日付が変わる直前だった。

 ちなみに数日前に初対面だった彼らとお別れするのは週明けの月曜日。
 一緒に勉強したのはわずかだったが、もうすでに彼らとの別れの寂しさを感じている。

今日の写真のモデルは月さん。