梅雨明け前なのに暑い。夏嫌いな自分にとっては苦痛だ。
数年前まではハゼ釣りにはまっていたから、夏もそれなりに楽しめていたのだけれど。
釣りに対しての熱意を失ってしまったからだ。
庭先に置いてある物置には何本もの釣り竿がほこりをかぶったままだ。
自分は飽きっぽい性格。会社だけでなく仕事内容も何回か変えてきたのは、そんな性格が災いしているからだろう。
逆にそんな性格でよかったこともある。
コロナ禍が明けてから二回、ガールズバーに足を運んだが、全く楽しくなかった。
店にいるのが退屈で、お金と時間が無駄に思えて仕方がなかった。
このblogを書きはじめたころの自分から、すっかり変わってしまった。
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たいていの人は承認欲求に飢えているし、自分もその一人だ。
一度興味を持ったことは、取り組み続けた方がレベルは上がりやすいので、他人からの賞賛も得られる機会は増えるだろうが自分は駄目だ。
とにかく続かないことが多い。なんでもかんでも興味を持つが、すぐに辞めてしまう。
自宅の敷地内に野菜などを植えて家庭菜園の真似事をしていたこともあったけれど、今ではその面影はほとんどない。
自分にとって野菜は育てるものではなくて、買って料理をして食べるものになってしまった。
そんな自分でも続けていることが少しはある。スキー、文章を書くこととポートレートを撮ることだ。
スキーは辞めようと思ったことはないけれど、文章を書くことは何度か中断したし、ポートレートも辞めようと思ったことは一度や二度ではない。
お金がかかるだけでなく、意外と煩わしいこともあるからだ。
ポートレートの撮影をはじめたころ、ある女性からTwitterのDMが届いた。DMでは自分の写真のことが誉めてあり、しかも自分に撮影して欲しいと書いてあった。
その気になって文章を読み進めると何のことはない。撮影会への営業だったからだ。がっかりしたことを覚えている。
ポートレート界隈では撮影のお誘いとか言うらしいのだけれど、自分はどうも苦手。
撮る人によっては熱意があるモデルだと受け取る人がいるのかもしれないけれど。
モデルからのお誘いは乾杯ワークのスタッフとして働いている女性たちから店に遊びに来て下さい、と言われるのと何か違うのだろうか。
夜遊びに夢中になった経験上、自分はあまり差があるとは思えない。
お客がお金に見える人ならば、熱くなれる人は少なくないのかもしれない。お金を稼ぐスタンスとしては間違ってはいないとは思えるものの、どうも自分は共感できない。
なかなかハングリーになれないので、大金を掴むことはこの先も自分は無理だろう、きっと。