淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

やきもちのシーズン

 仕事の元請けの都合上、お盆休みを長く取らなければならなかった。
 長い夏休みの代わりに今月は毎日の稼働時間が長くなっている。おかげでこのところは残業ばかり。
 残業してまでやるような作業はないのだが、とりあえずパソコンの電源は点けている。

 残業しているとお腹が空くのはオフラインでもテレワークでも一緒。
 自宅で仕事をしているとおやつをつまむにしても、小遣いが減りにくいのはよい。
 テレワークだと仕事を一休みしてコンビニに行き難いし、オフィスグリコもないからだ。

 このごろの自分のおやつタイムは二回。15時ごろにアイスクリームと17時過ぎに焼き餅を食べている。
 それまでは家にあったお菓子などを食べていたのだが、ある日にお正月に買って残っていたカット餅が目に入ったことがきっかけだった。

 夕方の会議が終わると個別包装になっている餅を取り出してオーブントースターで焼くのが平日の日課
 スリットが入っていることもあって使い込んでいるトースターでも美味しそうに焼き上がる。
 醤油をつけて焼き海苔を巻いて食べると小腹が満たされるので19時までの仕事時間をしのげる。

昨日の夕方、珍しい方向に虹が出ていたのでスマホでパチリ。

 中学生のころに友人宅に遊びに行ったら、少し工夫してある焼き餅をおやつに食べさせてもらったことがある。
 餅と海苔の間にとろけるチーズが挟んであったのが、新鮮で美味しかった。
 チーズおかきがあるくらいだから、焼き餅、醤油とチーズの相性は悪いはずはない。
 自宅でも真似るようになったのだが、このごろはチーズを使わない方がシンプルで好きだ。

 餅を食べるのは夏らしくないかもしれないが、ジェラシーの方の『やきもち』は夏の終わりが似合うと思っている。
 夏のはじまりに誰かを好きになり、夏が盛りのころには相手を夢中に追っかけるのが自分の妄想。
 まだあまりわかっていない相手をひたすらに追いかけた結果、好きな人や付き合っている人がいることがわかり、少しモヤモヤするのが夏の終わりの夕暮れになんとなく重なる。

 意外と焼き餅を焼かない方だと思う自分。
 それでも夜遊びに明け暮れていたころ、キャバクラやガールズバーで指名した女の子が他のお客に呼ばれるのはあまりいい気分はしなかったけれど。
 ただそんなことも、これから先はないだろう。
 きっと、おそらく、たぶん……。

今日の写真のモデルは寺尾 彗さん。