淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

めんくい

 夏が嫌いなくせに、暑さには割と強い方だと自負していた。過去形で語った理由は、今夏の体調があまり優れなかったからだ。
 テレワークで仕事ができたこともあって日中に外出する必然性はほとんどなかったのだが、それでも夏バテしてしまった。

 食欲、ランチは特に減退気味だった今年の夏。ほぼ、毎日のように昼食は冷たい麺を食べていた。
 そば、冷やし中華、冷スパ、冷麦などなど。ここ数年は冷麦よりも素麺を食べる機会が多かったのだが、今年は逆だったことが印象に残っている。

 今年の夏のある日、テレビで大矢知の冷麦が取り上げられているのを見たら、久しぶりに食べたくなったからだ。
 大矢知の冷麦は美味しいのだが短所もある。茹でるのに少し時間がかかることと値段が張ることだ。
 昼食に口当たりのよい麺ばかりを食っていた今夏。夏バテしたと思っているのに夏のはじまりよりも体重が増えているのがちょっぴり切ない。

 話は変わるが自分は面食いだ。
 父方の血筋によるところも大きいとは思う。亡くなった父親は女性の見た目を話題にすることが多かったし、スーパーのレジなどで並ぶ時には列の長短ではなくて、レジ係の容姿で選んでいたのが懐かしい。
 亡くなった父方の祖父も自分と最後に話した会話は入院していた看護師の容姿についてだった。
 自分は娘と最後に何を話すのだろう? 身近な女性の見た目についてろくでもないことを口にして、娘からドン引きされるのだろうか。

 面食いだけれどイケテナイ自分は20代から夜の街では少ない小遣いをつぎ込んできた。キャバクラ、ガールズバー、フィリピンパブなどなど。
 だが、コロナ禍があったとはいえ、それらの店には足が遠のいている。
 たまに足を運んでも全く楽しめなくなってしまったのは、数年前からはじめたポートレート撮影が影響しているのではないか。

 ポートレートのモデルは容姿端麗だし、自分が選んだ相手を撮影する。
 キャバクラやガールズバーのように予約が重複したために他のモデルが代役を務めることもない。
 しかも、女性とは写真やポートレートという共通の話題があるので撮影中に会話で詰まるようなことは希だ。

 ポートレートを撮るのは楽しいことばかりではない。辞めようと思ったことも何度もあった。
 だが、辞めてしまうと夜の店にまた足繁く通うになる予感もあるし、このblogに掲載する目的もあるので続けている。
 同じ容姿端麗な女性と一緒に歩くのでも同伴よりも、カメラ片手に歩く方がちょっぴり健全な気もする。

今日の写真のモデルは、初めましてのルナさん。