淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

隣の芝生

 朝、牛乳を温めて飲もうと思って冷蔵庫を開けると、缶ビールが目に入った。
 思わず手に取って飲みたくなったけれど、牛乳を飲んだ。
 仕事をしなければいけないので自制したのだが、自分では気づいていないだけで、かなりやさぐれているのかもしれないと仕事をする前に思った。
 もし、呑んだとしてもあまりよいお酒にならなかったのではないだろうか。

昨日のお散歩ショット。

 先週の日曜日は町内のお祭りだった。
 朝は小雨模様だったので喜んでいた。雨天であれば様々な行事が中止になるはずだったから。
 それでも確認のために7時過ぎに近所の公園に赴くと人影がちらほら。
 町内会長を見つけて話しかけると、地区のメインイベントである子供獅子は強行したいとのことだった。
 流行病騒ぎになってからは子供獅子が行われていなかったこともあるだろう。
 また、家に戻って二度寝を満喫するつもりだった自分の目論見が崩れた瞬間だった。

 自分が今の所に住んで今年で三度目の組長だが、離婚してからは初。
 結婚しているときも組長の仕事のほとんどは自分が担当してきた。元妻が近所付合いを避けていたからだ。

 夫婦協力して町内活動に参加している家庭もあるが、ほとんどは妻だけ、夫だけに任せている家庭が多い。
 家庭内の強弱で面倒なことを押しつけて、押しつけられているのかもしれない。

 昨年、自分の隣には新居が建ち、新婚と思われる夫婦が引っ越してきた。
 町内のイベントに夫はほとんど参加していない。妻もそれほど積極的ではないけれど、それは若い人の特徴なのだろう。
 歳を取れば様々なことを慣性で流していくことができるのだが、若者は物事の一つ一つを捕まえてしまいがち。
 真面目に対処するので、若くても疲れることもあるだろう。

 ちなみに来年の組長は彼ら。来年の組長はお祭りでは組長を手伝うのが町内の決まりとなっているので、お祭り前にはお願いしてあった。
 平日の夜だったと思うけれど、主人が出てきて面倒くさそうな態度を取られたことが印象に残っている。
 しかも、玄関前から、自分に近づこうともせずに文字通り自分を見下ろしながら話を聞いていた彼。
 自分の部下や後輩だったら、強めの感情をぶつけていたかもしれない。

 彼によい印象を抱けないでいる自分だが、他の理由もある気がする。妻は彼よりもかなりの歳下に見えるから。
 若い女性と結婚したことに、どこかで嫉妬しているのかもしれない。

 ちなみに、祭りの当日は子供の体調不良とのことだったので、夫婦二人ともお手伝いには参加してくれなかった。
 世の中には様々な人、夫婦や家庭があるものだ。

今日の写真のモデルはなるなるさん。